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2017年04月14日

今日の秋神川【昔の川石】


晴れ 気温14℃ 水温7℃(11時)

昨晩は遅くの帰り道、月の出が遅くて17夜

車の帰り道、山陰から上がってきた黄色いお月は、
フロントガラスから峠を曲がる度に、谷筋の奥の正面に見え隠れして
絵本のお月さまのように綺麗でした。

しかし、昨晩は寒も戻って、県道の温度表示板は
秋神ダムを超えると-3℃を点滅していました。

今朝は朝から春陽気。
空気はするりと入れ替わり、風も乾いて、
絶好の物干し日和となっています。

雪代水で轟々と流れていた秋神川は、今朝は一段落。
日差しが入った川は、紺瑠璃のようは鮮やかな青緑となっています。

桜もコブシもモクレンも、固く締った蕾でしたが、
少し緩んで膨らんでくるかもしれません。

・・・むむむ?

この赤い石・・・懐かしささえ感じるこの石は?
ちょっとブログを遡ると、ありましたありました!

以前は、「今日の秋神川」の写真の中にあった石。
2枚目の右上にある赤い石です。懐かしいなぁー。

この5年前の2012年7月15日の大水で動いてしまいましたが、
こうして、15mほど下がって留まってました。

川も氷河のように、ゆっくり地表が変化しているのですね。


  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 13:24Comments(0)秋神川

2017年04月12日

今日の秋神川【上流域まだまだ】


くもり晴れ 気温6℃ 水温5.5℃(11時)

春の長雨は30ミリほど降り、秋神川の川床は流水にしごかれて、
春らしい明るい川色になってきました。

冬の間、新雪とその陰影の下で水墨画のような渓相だった秋神川は、
これから御嶽山の雪解け水が落ちきるまでの1ヶ月間をかけて、
川を洗い、徐々に翡翠色の鮮やかな渓相へと変化していきます。

そろそろ釣り客も多くなってくるので、現在は雪で通行止めとなっている
秋神川上流域の様子を見てきました。

見てきました・・・と言いたい所ですが、実際は数百mでこの状態。
第一堰堤まで行くことさえできませんでした。
今年は、特段に雪が多かったわけではありませんが、
3月の気温が低く、雪解けがかなり遅い事が上流部へ来て実感しました。

一昨年の記録的な大雪の際、
倒木による停電が多かった事があってだと思いますが、
県道の両脇はかなりの木々が伐採されて、丸太が山積みとなっています。

この先がどの程度、雪が残っているのかわかりませんが、
この分だと、例年開通する5月中旬も怪しいかな?

自然のことばかりは致し方なし。。。


  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 14:10Comments(0)秋神川

2017年04月11日

今日の秋神川【雨日】


雨 気温8℃ 水温5.5℃(11時)

今日は朝から結構な雨降りの秋神

愛用の帆布のハット帽も、つばから雫が垂れてくるほどの降りようで、
秋神川は雪代水と合わさって、水かさを増して流れています。

全国的に雨日で冷え込んでいますが、雪解け時期の雨日は
夜の気温が下がらないので、配管の凍結の心配がなく、
ある意味安心日。。

もう配管が壊れるような凍結の心配はしなくていいかなぁ・・・
凍結には神経を使うので、それだけで随分と肩の荷が降りた気がします。

夜が零下にならなくなれば、一日中雪は解けていられるので、
見渡る景色の中に見える白い残雪も、一割程度まで減り、
雪解けしたばかりの地面は、凍って膨張していたので、どこも
枯れ葉の上を歩いているみたいにふわふわです。

バーベキューハウスに置いてある除雪機も、
いよいよ片付けても良さそうです。

明日は、天気も回復の予報。。
だいぶ数が摘めるようになったので、
伸びない内に今年初の蕗味噌づくりを致しましょう。


  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 18:18Comments(0)秋神川

2017年04月07日

今日の秋神川【クチバシ4つ】


雨 気温8℃ 水温5.5℃(11時)

昨日の夕方から、しとしと長雨の秋神
秋神川は今年初めて雪代水による増水となっています。

雨水が雪を解かし、雪解け水がまた雪を解かして、
沢も本流も、飛沫をあげて流れ、半年ぶりに聴く、
轟々と響く増水の川音が、またひとつ春の訪れを感じさせてくれます。

雪解け時期のまとまった雨は有り難し
夜中の気温も上がり、雪解けは大いに進んでくれる事でしょう。

4月2日に孵ったと思われるカワガラスの雛
昨日は、5個あった卵のうち、
一つは孵化しなかった事はわかっていましたが、
どうやら、あとはみんな元気に孵った様子で一安心です。

写真でもわかるますね!
大きいクチバシが4つ、それぞれもたれるように並んでいます。

スコープ越しに覗きながら、鳥の鳴きマネをすると、
目を瞑ったまま、大きく口を開けて餌を催促してきます。

早速お毛毛が生えてきて、特徴のモヒカン頭が可愛いですね。
あと数日もすれば、可愛さが抜けて、壮観な顔つきになっていきます。


  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 13:28Comments(0)秋神川くるみの自然カワガラス日記

2017年04月06日

カワガラス日記【雛孵る!】


今年も、無事に雛が孵りました!

一個目の卵を確認したのが3月10日頃、それから5-6日かけて
一個ずつ卵は増えていき、16日に5個確認していました。

カワガラスは20日間前後で雛が孵ると言われています。
抱卵中は、だいぶ冷えた日が多く心配していましたが、
概ね、順調に孵ったのだと思います。

雛たちを撮影するのに、スコープを使うのですが、
針金状の幾重にも曲がるカメラを入れても、中々見つからないのです。

雛のいる場所が面白くて、やっと見つけた場所は、
巣の入り口の下を手前にえぐったような窪みなんです。

だから、一見巣の入り口からは、下にスコープを向けても
何も居ないように見えるんです。
この写真を撮るもの、巣の置くまでスコープを入れて、
手前側を映しています。

これも外敵から守る知恵なんでしょうか・・・。。

卵の殻が落ちていたのは4月2日、上の雛の写真は翌日3日のものです。
残念ながら、一個は孵らなかったようで、黄身が中で固まっていました。

孵化した殻をそっと摘んで手のひらに集めます。。。

ほんとに軽いんです!
変な言い回しになってしまいますが、
こんなに軽いものを私は持った事があるかなぁ・・・

それほどに、繊細で、薄く、軽いのです。
自然の産物にはいつも驚きますが、こんな小さなものにも、
命の繰り返しから得た、長い年月の結晶であることが分かります。

小指の先ほどの小さい小さいお顔は、大きな出目の大目玉と、
更に大きいくちばしだけでできてるみたい見えますね。

まだ、生まれたばかりで、液体みたいにぺっちゃんこ。。
でも、2-3日もすれば、大きな口を開いて餌をおねだりし始めます。

毎日、こうして下から巣の覗いていますが、
親鳥もあまり警戒しなくなってきました。

卵を産んだばかりのころは、巣から身を乗り出して
下をみていた親鳥ですが、
最近は、私が下から写真をパシャパシャ撮っても、
顔も出さずに、じっと座っているだけになりました。

これから、お父さんお母さんは、餌ヤリで大忙し。。

巣立ちは順調にいけば、4月末の予定です。。  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 14:35Comments(0)くるみの自然田舎暮らしカワガラス日記

2017年04月05日

今日の秋神川【かまくら君また来年】


晴れ 気温13℃ 水温6.5℃(12時)

今年最高気温となった秋神
13時を過ぎて、15℃まで気温が上がっています。

3ヶ月間、みんなを楽しませてくれたかまくら君も、
この3日間の温かさで壁にぽっかり穴が空きました。
お役目ご苦労様。。

壁は7-80センチもあったんですよ!
3月は涼しい日が多かった割に雪が少なく、
西日にあたって少しずつ小さくなっていきました。

明日から数日、春の長雨となりそうなので、
週明けには、中に作ったイスだけになってしまうかな。。
もう4月ですから、名残惜しむより、雪解けが進まないと
キャンプ場の準備がにっちもさっちもいきませんし。。

しかし、去年は3月末にはほとんど消えてしまっていた事を考えると、
今年はいかに雪解けが遅いかが分かります。

世の中は、桜満開、お花見で盛り上がっているのに、
何だかおかしいですね。

別世界の秋神は、岩魚小屋の裏にある壇香梅の蕾が
やっと綻んできました。


  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 14:21Comments(0)秋神川田舎暮らしキャンプ・温泉だより

2017年04月04日

今日の秋神川【営巣の季節】


快晴 気温9℃ 水温6℃(11時)

気持ちいい・・・ついつい口に出したくなるようは今日の秋神
春うららとはこんな日のことを言うのでしょう。

一昨日の午後からぐっと暖かくなり、野鳥達もここが節目とばかりに
頻繁に飛び周る姿が目につきます。

今は営巣場所を検討し始める時期なのですが、
遅い雪解けと花冷えが続き、彼らもやきもきしていたのかもしれません。

やっとの春日和に、どの鳥達も一等地を探すべく忙しそう。
彼らにとって、どこに巣を作るかは、死活問題ですからね。

写真は毎年、本館の建物のどこかに巣を構えるキセキレイ
場所は様々ですが、ある時はスズメバチの巣跡、
ある時は自販機の上の使っていない害虫駆除機の中だったり。

一昨日くらいから番いで、宿の挟んだ電線を行ったり来たり・・・。
「私達はここで、巣を構えるのよ!」と言わんばかりに、
チッチ、チッチと縄張りを主張するように鳴いています。

そこに巣があるかどうかは、鳥と自分との距離感で大体分かります。
鳥たちの安全距離というか、そういうものがあって、
その距離に入れば、カメラを持ち上げただけで飛んでいってしまいます。

それが、その距離を詰めて留ってきたり、動かない場合は、
大体、彼らにとって重要なものがあるサイン。
普段より1-2メートルほど近づくことができます。

写真のキセキレイも5mほど先の電線にいますが、逃げようとしません。

しめしめと写真を撮っていると、他のキセキレイが近づいてきて、
縄張りの取り合いが始まります。
先にいた番いは、チリリリリリーーッ!とけたたましい鳴き声で
川向かいの山まで、邪魔にきた方を追い立てていきました。。。

今日はやたらと鳴き声が騒がしく賑やか。。
縄張り争ういにケンカが絶えない様子です。

変わらずのんきな野鳩だけ。。
昼寝なのか休憩なのか、
ちょこんとキャンプ場の枯れ芝に鎮座して、じっとしています。


  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 14:12Comments(0)秋神川くるみの自然

2017年04月03日

今日の秋神川【春めく】


晴れ 気温7℃ 水温6℃(11時)

昨日に続いて、春日となった秋神

「春晴れ」という言葉は聞かないですが、今日のようなやさしい春風と
日差しの日はそんな言葉が相応しい気持ちの良い朝となりました。

森や生き物は、春日を敏感に感じ取り、

残雪は水浸し、沢や川は音高く流れ、
カラスもトンビもセキレイも、
カケスも野鳩もヤマガラも、
人間も、特別に気分が良いように羽を伸ばしています。

軽い気持ちは長靴の丈も、浅いものを履きたくさせて、
結局、雪にはまってしまい、
靴はザラメ雪が入って結局冷たい思いをしたりして。

雪を出そうと、ケンケン立ちで長靴を逆さまに振っていると、
よろっとふらつき、思わず素足を地面にべたり・・・・。
冷たっと一瞬身体を強張らせたのに反して、
地面は岩盤浴のような温かさ・・・
思わず両足を脱いで、その場に座ってしまいました。

手の届くところに雪が残っているのに、地面はもうこんなに温か。
土手沿いに座って、秋神川をぼぉーと眺めていると
昇天しそうな幸福感に満たされます

秋神の春はほんとうに素晴らしい・・・

春夏秋冬、四季が鮮明な秋神ですが、
残雪と芽吹きのこの時期は1年でも最も生気あふれる季節です。


  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 16:31Comments(0)秋神川田舎暮らし

2017年04月02日

今日の秋神川【水仙芽吹く】


晴れ 気温7℃ 水温5℃(12時)

やっと空気が緩んだ秋神

昨日の朝は彼岸過ぎの三度の雪に見舞われて、辺りは真っ白。
もう雪に対する警戒感はなくなっているので、
降られると、何か不意を突かれたような気になります。

この時期の雪も、1度2度ならなごり雪風情も感じて、よろしいのですが、
3度、4度となると、芝生の成長や芽吹きを遅めやしまいか、
現実的なことをついつい考えてしまいます。

お蔭で、天ぷらに出しているフキノトウを探すのに苦労をしました。
ほろ苦いフキノトウも、直前に摘んだ物は、苦味があまく一味違うので、
遠路お越しのお客様にも、やっぱり食べてほしいのです。

ここ2週間ほど、花冷えが続いて、雪解けが遅々とした感じでしたが、
今日からは空気も入れ替わり、良い陽気がしばらく続きそうで一安心。
来週からは水仕事もしていけそう。。。

温かい晴天はもちろん有り難いのですが、この時期は結構、長雨で
雪解けが進むことが多く、雨も欲しいですが、そう思えば
今年は雨が少ないような気がします・・・。。。

毎年、雪が多いの少ないの、解けが早いの遅いのと呟いていますが、
ことしもほぼ同じ時期にスイセンが芽吹きはじめました。
昨年は記録的は暖冬ということもあり、芽吹きは3月19日
では、これまた記録的な大雪だった一昨年を遡ると、3月28日
えい、一昨年は例年並の天候だったなと、遡ると4月4日

季節の進みが違うような気もするし、大して変わらないような気も・・・
それも、自然の無限の周期のどこを見ているかによるのだと思います。

ふきのとうにスイセン。
遅い遅い秋神の春にも、気配の春から、実の春がやってきています。


  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 17:38Comments(0)秋神川くるみの自然