くるみ温泉&キャンプ › イワナのこと

スポンサーリンク

この広告は一定期間(1ヶ月以上)更新のないブログに表示されます。
ブログ記事の情報が古い場合がありますのでご注意下さい。
(ブログオーナーが新しい記事を投稿すると非表示になります。)
  

Posted by at

2023年05月04日

キャンプだより【GW篇】


晴れ 20℃(12時)

今朝は1℃とまだまだ涼しい秋神
昼から気温が上がり、13時現在21℃

20℃の気温差はまさに春の秋神の気候です

上のかわいいサクラは釣り堀の脇に咲く富士桜
今年は全国的に早い開花でしたが、こちらも1週間前の写真
今は葉桜となりつつあります 

昨日からGWも後半戦
ここくるみもたくさんの方で賑わっています

こちらは蟹江からお越しの鈴木さんカップル
コーヒー用のドリップスケールを見て コーヒー好きとお見受け
コーヒー談義に盛り上がりました

下の写真は西尾からお越しの山本さんカップル
ホットサンド片手の景色がすごくお似合いですね

ここくるみはとても水に恵まれていて
眼の前は清流秋神川 敷地内を流れる小川は梅花藻が育つ清水
入口付近には微炭酸の湧き水が出ています

そんな水で育ったお魚たちはそれはもう美味でございます
ここでは釣り堀かつかみ取りで楽しむことができますのでご賞味あれ

釣ったり捕まえた魚は こだわりの長い竹串でこれまたこだわりの塩を
ささっとふりかけご提供しています

写真はニジマスとイワナ あとアマゴもいます
焼きは各自となりますのでご容赦願います♪

  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 14:07Comments(2)くるみの自然イワナのことキャンプ・温泉だより

2023年01月23日

イワナの孵化始まる


晴れ 気温0℃(10時)

朝から日差し穏やかな秋神

先週末くらいから 10年ぶりの大寒波と
各テレビで謳っているので 今朝あたりその予兆かなと
思い構えていましたが 拍子抜けするほどの温かさ

屋根雪もポタポタと解けています

昨年の11月に採卵したイワナの卵の孵化が始りました
イワナの養殖を始めて13年(回目)?
卵は3万以上、多分今までで一番多いです

この10分の1でも成魚になってくれれば万々歳!
なのですが専業でないこともあり、簡単ではないのが実情

この幼魚はこれから室内の水槽で約7-8ヶ月間過ごし
今年の7月前後に大きな生け簀にお引っ越し
来年の6月ごろにやっと成魚(20センチ程度)になります

この間に1日でも水温や水流にトラブルがあるとほぼ全滅

最も多いトラブルは引いている谷水や湧き水の取水菅が
詰まってしまうケース

なぜか天然のイワナが配管に入ってきてしまい
バルブで詰まってしまう事や
台風などの大水で土砂が詰まってしまうケースなどなど

これは原水の管理やバイパス、水槽のサイズなどで
リスクは減らせることが可能なのですが

あとは共食い・・・これを管理するのが中々難儀
同じように餌をあげていても成長の度合いは様々

のんびり屋さんもいれば、縄張り意識の高い乱暴者
元々食が細いものや食欲旺盛で泳力があるものなど

孵化から一ヶ月くらいして餌を食べ始める来月下旬くらいから
大きさにもばらつきが出てきます

これを放っておくと、小さい者や弱いものは達はあっという間に
大きいものにいじめられて死んだり食べられてしまいます

怖いのは 餌よりも共食いに味をしめたものは
餌を食べなくなります
共食いのほうが効率的だと本能的にわかってしまうのでしょう

そのままにしておくと更に体長が大きり
更に多くの共食いをしていくので始末が悪いのです

観察をしていて 本当に大変だなぁと思ったのが
弱ってきても 休むことができないこと
少しでも斜めになったり、泳ぎ方が不自然になると
周囲から目をつけられ体当たりされたり頭を噛まれたりしてしまいます

人間社会なら 睡眠や保養を取ることもできるのに
それができないのですからイワナ社会は厳しいです

この共食いを最小限にするためには、分けていくしかありません。
毎日コツコツと乱暴者を金魚すくいのようにして取っていったり
2ヶ月に一度くらい大規模にサイズ分けを行なっていきます

乱暴者は乱暴者同士
のんびり屋さんはのんびり屋同士にしてあげます

ささやかな喜びは、荒くれ者をすくい上げて
荒くれ者しかいない水槽に移した時(笑)
(おまえの横暴もこれまでじゃー)とほくそ笑むのです。

一方、のんびり屋で集めた水槽もため息まじり
共食いの驚異から逃れたのをいいことに
一向に大きくならない。。。
これはこれで眉毛が下がる思いです

イワナの寿命は長いものは10年以上にもなります

自分のお腹に栄養袋(鰓嚢)を抱えている今は
縄張り意識がないのでみんな固まって仲良し

もしかすると彼らの一生で今が一番
平和で幸せなのかもしれません

頑張れイワナの赤ちゃん!
見学もできまーす。

  

2019年01月07日

イワナの発眼【9年目】


11月に採卵したイワナの卵
一番最初に採卵した卵が約2ヶ月ほど経ちました。

採卵したときには、きれいな山吹色だった卵は
「発眼」と言って、目ができてきました。
命が宿り少し朱色に染まっているのが分かると思います

本当は年末に発眼したのですが、
忙しくてこの時期になってしまった事もあり骨格もかなり出来ています

クルックルックルクル
卵の中で元気に動いています

受精率は8割くらい、、、まぁまぁです

この作業は検卵といって、「発眼」した卵と残念ながら
受精しなかった卵や死卵を一個一個ピンセットで仕分けしていきます。
一番寒い時期のこの検卵はイワナの養殖で一番骨折りな作業です

うちは本業ではないので、せいぜい検卵数は1-2万個
正業の方はこれは数百万個行うわけですからそれは大変です

隙間だらけのイワナ小屋ではストーブ炊いていても
作業は2-3時間が限界
すっかり手がかじかんでしまいました

取り分けた受精卵は最後に業務用イソジンで薬浴すればおしまい

また孵化槽に戻して
2月末前後には受精卵の孵化が始まります  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 19:20Comments(0)田舎暮らし受精卵からイワナを育てようイワナのこと

2018年11月17日

イワナの採卵【9年目】


今年もこの季節がやってきました。

天然のイワナ達は10月連休以降くらいから、浅瀬に遡ってきていて
時折チャプチャプと水しぶきをあげて産卵場所を探しています

キャンプ場の小川にも、ここで産もうとしているのか、
数日動かないでじっといるペアを見かけます。

試行錯誤で始めたイワナの養殖も、今はスタッフが手伝ってくれるので
迅速に受精までできて本当に助かります

今年は何尾取れるかな??
イワナ養殖は専業ではないので
毎年残っているイワナの中からメスの数分だけ採卵

それでも万単位の卵が取れます

手探りで始めた頃は、お腹が膨らんでいれば採卵できると思い、
状態かはっきりわからずに、無理に採卵しようとして
卵を壊したり、随分とイワナの体に負担を掛けていたように思います。

しかし一所懸命していると、
昔見えなかった事も、やがて見えるようになって、
今では腹を触れば産めるかどうかわかるようになりました

スタッフの採卵姿を見ていると、私の昔を見ているようです笑

イワナさんから、ウッ!そこちゃう!笑と声が出てきそうですが
・・・大丈夫、うまく取れてます。
最初はみんなこんなもんです。

取れた卵はきれいな金色
受精前は精子を吸着させる為に内圧を余しているので
萎んだ風船のようにぷよぷよです

自然の色は本当にきれい

さぁ急いでオスの採精です。
オスは婚姻色といって、かなり体色が黒く黄色くなってくるので
見ればわかるものもいます。

できるだけ秋神川の源流に棲むヤマトイワナの
体色の傾向が強いものを優先していきます。

卵と違って、一尾からでる精子の量は数滴
尿や水分が交じると活動を開始してしまい数分で死んでしまいます

だから、一滴の水分も混ぜないようにとにかく慎重に慎重に・・・
小さじ一杯もとれればこの卵の量なら十分

洗卵した卵の中にそっと入れて混ぜてあげながら
徐々に真水を混ぜていくと

するとあっという間に卵が白くなっていきます
真水になるまでしっかりかき混ぜてしばらくすると
卵に水分が入り張りが出てきました。

しっかり受精してくれたかな。。。

ここまですれば、あとはそっと流水に浸すだけ。。
年末ごろには、金色の卵に命が宿り、紅い淡い卵へと変わっていきます

これを数回、12月初旬まで続けていきます。  

2018年09月04日

今日の秋神川【台風の前】


曇り雨 気温22℃ 水温16.1℃(11時)

台風21号が間もなく四国に上陸の様子
予報では琵琶湖の西を通るようなので、
秋神までの直線距離にして約100キロ、暴風域にはかかる模様

ここは御嶽山の北部15キロほどに位置することもあってか、
岐阜県を通過した時でも、本当に風が吹かない不思議なところ

25年ぶりの風台風ということですから、
今回どの程度の影響があるのか見定めたいと思うのです

季節は早9月

7月3日関東が早い梅雨明けを告げたあと、
空梅雨を警戒した矢先の御嶽山集中豪雨

立て続けの西日本豪雨で、
秋まで渇水は心配なし・・・と思いきや1ヶ月半の日照り続き

気温の高さと渇水は冷たい秋神川になれた魚達にとって
厳しい夏だったように思います

水温も9月に入って16℃というには例年より1℃以上高い状況

渇水で遡上のタイミングが少なかったので、
この台風で水量が増せばイワナ、アマゴ達にとって恵みの雨。。。

生簀では、大雨が降ることを確信しているかのように、
まだ成魚になりたての1年イワナが周回しながら、
取水口に集まってきています。

これも珍しい光景  もう遡上したくて仕方ない様子
カメラが濡れないように軒下からパシャリパシャリ

大雨になる前に、戸締まりに回らないとなりません
大きいキャンプ場ではありませんが、戸締まりとなれば
数十枚の窓や扉をチェックしないと。。

かっぱに着替えに部屋に戻ると、
ザーッと雨が降っているのに急に明るくなってきました。
いかにも台風前らしい天気

お盆過ぎでからは、雨も降っていますが、
山河の乾きにはまだ100ミリほどは潤いがほしいところ

そうすれば、わっさと残っている魚たちが一気に動きはじめるのでは。。

戸締まりが終われば、今日はお客様もいない静かな秋神

トタンに響く雨音と、シューシューと時折響く風切り音を聴いて
静かに台風を待つばかりです。


  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 11:52Comments(0)くるみの自然イワナのこと

2017年11月04日

寿命間際の大アマゴ


ここはくるみ温泉の小川の橋の下

小川で配線作業をしている途中、私が縁からドボンと小川に入ると
魚のチラつく気配がして、つがいのアマゴを見つけました。

今はアマゴの産卵の季節なのです。

普通は人の気配を感じれば、岩陰にスッと隠れてしまうのですが、
このつがいは私が足元にいてじっと留っています。

繭カビに覆われ始めている大アマゴがメス、35センチくらいありそう・・
その左下で、まだ1年魚でしょうか、、、
背中を黒くした小さい雄が並走しています。

もしかしたらここが橋影なので、産卵場所にしたのかもしれません。
産んだ後なのか、生む前なのかわかりませんが、
メスはまだ少しお腹が大きいようにも見えますから。。。

先日の台風の大水で、このアマゴとは別に、
流れに負けてしまったアマゴが何匹も死んでいました。

みんな無事に、命を繋いでいるといいのですが。

しばらく様子を見ていましたが、
生き絶え絶えの大アマゴの方は、既に流れに留まるのも辛そうで、
数分毎に流れの緩い岩陰に休めています

作業を終えた日暮れ時、産卵場所を見にくと既に大アマゴの姿はなく
ポツンと雄だけが産卵場所を守っていました。

キャンプ場の大楓も落葉してきました

アマゴの産卵期が過ぎるとイワナの産卵期もまもなく
そろそろ養殖のイワナ達の採卵準備を始める季節です。  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 11:38Comments(0)イワナのこと

2017年03月13日

今日の秋神川【岩魚の寿命】


くもり 気温6℃ 水温5℃(12時)

今日はどんより曇り空ひろがる秋神

トンビが岩魚のいる生け簀や小川の近くまで来て、
ゆっくりゆっくり、向かい風をほんとに上手く使って
留まるように下界を見つめながら旋回しています。

トンビもそろそろ巣作りなのでしょうか。。

秋神川の水温も、湧き水の水温も2月下旬くらいを境に
徐々に上昇し始めています。
岩魚達は、おそらく春の訪れを敏感に感じとっているでしょう。
冬の間、ほとんど興味を示さなかった餌も食べ始め、
喰いも上がってきたように思います。

渓流釣リ好きのものであっても、案外、岩魚やアマゴの寿命が
付きていく姿を目にすることはありません。

アマゴは概ね2年半、受精しなかったものが時々もう一年。。
その点、岩魚は環境され整っていれば10年も15年もいきる事ができます。
寿命を見ても、アマゴの尺物がいかに貴重かも分かるかと思います。

ほとんどが、産卵期の始まる11月から12月に
寿命のものは絶えていきますが、たまに春先まで持ち堪えるものもいて、
この岩魚はその一尾。。。

アマゴも岩魚も寿命が尽きるときは、免疫が落ちていくので、
写真のように白い繭のようなカビに包まれていきます。

もう一年、春を迎えられそうでしたが、どうやら寿命の時のようです。
生け簀の取水路の僅かな流れにも逆らえなくなってきましたね。。。

最後くらいは、天然の秋神川でと、川に放してやると、
最初はずるずる流れに押されていましたが、瀞場まで流されると、
体勢を整え、最後の力を振り絞って、優雅に泳いでいます。

(また、新たな命になって秋神においで)

この岩魚の寿命は付きていきますが、その屍骸は森の栄養となり、
新たな生命力にとなって秋神川へ戻ってきます。


  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 20:58Comments(0)イワナのこと

2016年10月25日

今日の秋神川【イワナ産卵間近】


曇り雨 気温12℃ 水温9℃(11時)

今朝は今年2回めの氷点下となりました。
一歩一歩、冬が近づいています。

水道管の凍結も、そろそろ意識しないといけない時期になってきました。

正午を過ぎて、曇から雨となってきました。

ポツポツ、ボン、ボン、ボツ、ボツ・・・
一週間ぶりの雨は、前の雨よりも落ち葉が多くなった分だけ大きく聞こえます。

いつもの年と同じように紅葉が進み、茸が生え、日に日に寒くなっていますが、
様子が違うのがイワナの遡上の早さと目につく数。

この尺イワナもキャンプ場内の小川を悠然と泳いでいます。
私の55ミリのレンズで天然イワナに1メートル以内まで接近できるのは珍しい事。

特徴であるヒレの白いラインも、くっきりしていて健康状態も良さそうです。
背中が黒く斑点がない事から、地の大和イワナ系統かと思われます。

遊漁期間中、得に7月8月はかなり水温が高く渇水で釣果も渋かったのですが、
その分、魚が残っているのもしれません。

今朝は、本館玄関前の橋の下で、ペアリングして砂利を掘っている姿をみて、
嬉しくなる思いと、ここで産卵されては、
気になって小川を歩く事もできないじゃないかと、
有り難いような、若干迷惑なような複雑な心境です。。。

とにかく、魚が増える事はいい事。
来春、この小川から一尾でも多くの稚魚が巣立つってほしいものです。


  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 13:03Comments(0)くるみの自然イワナのこと

2015年11月11日

今日の秋神川【絶好の】


晴れ 気温14℃ 水温9℃

朝、くもりだった空は午後になって晴れてきました。
少し寒気が戻ってきましたが、例年の秋神に比べるとまだ温かい。

キャンプ場の小川や周辺の沢の近くを歩くと、
ピシャ ピチョン チャッポン
浅瀬で産卵の準備をしている岩魚の姿をよく見かけます。

今年は遡上期に水量が豊富だったせいか、
見かける数も多く、尺近いビックサイズのペアが多いです。

余りにもよく見かけるので、
もしや自分のところの岩魚が逃げているのでは・・・・?
と、つい勘ぐってしまいますが、周囲で卵を産んでくれるのであれば
それもいいのではと思っています。

県道の下を流れる土管をそっと覗くと・・・いたいた見つけました!

写真手前に尺クラスが一尾、見えていませんが、ポリ管の下に一尾。
その右奥にペアで口を開けて泳いでいます。

ここは湧き水の下流。陰になって、水量も安定。
ポリ管が何本も通っているので、流れも複雑になって
絶好の産卵場なのでしょう。

実際の産卵場所やその瞬間を見たことはありませんが、
奥のペアはどうやら此処で産卵するように見えます。

交代交代、身体を翻して、ポリ管の下に何度も身体を入れて、
口を開けているのも、いつもと様子が違いますね。

土管に半身になって頭を突っ込むと、
暗闇の中から何尾もの水しぶきの音が響いていました。

平日、静かな秋神、くるみ温泉&キャンプ。
ここだけは賑やかなようです。


  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 15:20Comments(0)イワナのこと

2015年11月02日

今日の秋神川【繭巻くアマゴ】


雨 気温8℃ 水温8℃(16時)

未明から一日雨となった秋神
西も東の山も紅葉をシーツで覆いかぶせるように靄っています。

こうした冷たい雨は、秋本番になって始めて。
あと少し冷えれば霙が降りそうな気配です。

明日から、いよいよ岩魚の採卵が始まります。
雄と雌を分けて、雌はイクラが出そうな順に
専用の水槽に移して、数日毎に採卵を行っていきます。

そして、生まれる命があれば、消える命も。。

例年並の秋神らしい気候を待っていたかのように、
生け簀で寿命を迎えたアマゴ達は、
繭のように白いものが身体を覆ってきました。

恐らく、身体の免疫機能がなくなって
カビのようなものがつくのだと思います。

その様子は最初、ホルスタイン模様のように斑な白い斑点がつき、
その後はその白い脱脂綿のようなものに
数日あっという間に、くるまれて死んでしまいます。

あまりに早く、くるまれてしまうので、
蚕が繭を巻く様子を連想してしまいます。

写真のアマゴは斑点ができて3日目。

スィーーー  トン
スィーーー   トン

僅かに動く尾びれで、蹴伸びをするように
水中をスー・・・、しばらくすると、壁に・・トン。

もう目も見えない様子。
壁に当たっても、分からないのかトン・・トン、、
方向転換をすることもなく、壁に何度も頭をぶつけます。

カメラ越しに見ていると、まだ1年目の若いアマゴが、
おじいちゃんアマゴに身体を軽く擦り付けてきました。

すると、壁に気づいたかのように方向転換。

また力なく棒のように泳ぎ始めると、また壁に当たってトン・・・
するとまた、若いアマゴが身体を当ててきます。

「そっちじゃないないよ、おじいちゃん」
「おうおう、そっちは行き止まりじゃったか」

そんな光景にも見えたりして、
偶然とは言え微笑ましくなってしまいました。

今朝見に行くと、身体中真っ白になって
死んでいたおじいちゃんアマゴ。

(今度は僕の竿に)
流れの強い奔流へ還してあげました。

  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 17:40Comments(0)イワナのこと