くるみ温泉&キャンプ › カワガラス日記

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2019年03月31日

今日の秋神川【カワガラス生まれる】


晴れ曇り雪 気温3℃ 水温6.6℃(10時)

時折 小雪舞う秋神

暖冬の揺り戻しでしょうが、ここ2週間ほど
底冷えする日が続き、春の訪れを足踏みしています

巷では桜の開花で賑わっていますが
秋神川の桜は高山市街の桜から遅れて1-2週間後くらい。

例年だと、5月中旬ごろに咲くのですが、
今年は10日ほど早いという話でしたので、
ゴールデンウィークあたりに咲くかもしれません

カワガラスがどうやら卵が孵った様子

親鳥が巣の中に座ってこちらを見ています
この写真は二階の廊下の窓からカメラだけ出して撮った写真
警戒心が強いカワガラスを2-3メートルに近づくのは指南の技・・・

10枚ほどパシャパシャ撮らせてもらいましたが、
普通は階段を上がったところで逃げてしまうところなので
今年の親はだいぶ私達に気を許していくれている様子

警戒心一杯の、お顔が見えますね。。。

下に糞を落とし始めた時が4-5日前だったので
おそらくその頃孵ったのだと思います

今度は親が留守している時にそっと巣の中を覗いてみましょう
きっとモヒカン頭の雛がいるはずです。。

日暮れ間近、急に吹雪いてくると
あっという間にキャンプ場は真っ白になってしまいました

また数日は雪混じりの日が続きそうです

  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 20:40Comments(0)くるみの自然カワガラス日記

2019年03月23日

今年も生まれる!【カワガラス日記】


くもり 気温-1℃(10時)

しばらく温かい日が続いていた秋神
今朝は寒の戻りとなっています。

この写真は3月20日のもの
今年もカワガラスが卵を生んでくれました。

今年で6年目
この写真を撮りに行ったときも巣の中に親がいて卵を温めていました。

暗い巣の奥に身を潜めていて、
黒茶のような体色がぼんやりしか見えないのですが
時々瞬きをするとキラリと目だけが光ります

さすがに写真を構えると巣から飛び出して外に逃げてしまいました。
営巣中なのでゴメンゴメン。。。

そっとスコープを入れるとありましたありました!
4つの卵が確認できます。
奥に見える白いものはおそらく親の糞だと思います。
ちゃんと巣が汚れないようにしているのですね

6年間観測しての話ですが、
向かって右手前に卵を抱き、左奥に糞をする
これは常に変わっていません。

あの糞が雛にとって何かの役に立っているのでしょうか
そう思いたくなるくらい綺麗に配置が決まっています。。不思議

おそらく3月中旬に産卵している様子ので、
4月上旬には元気な雛が生まれるはず。。。

孵化すると、親は巣の外に糞をするようになるので
これはすぐに分かります。

とにかく順調に育ってほしいものですね。
楽しみ楽しみ・・・


  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 11:17Comments(0)カワガラス日記

2019年02月27日

カワガラス再び【6年目の営巣】


晴れ 気温3℃ 水温5.1℃(11時)

連日 春本番のような陽気に包まれている秋神

かまくらは周囲に土が見えていて
申し訳なさそうにポツンと佇んています
日差しに痩せた西側の壁に雪を重ねてあげることができず
ちょっとアンバランスになってきました

カワガラスの営巣時期になり 今年も来てくれるかと心配していましたが
昨年より1週間遅れの2月19日頃からいつもの場所で営巣が始まりました。

この場所 倉庫階段の二階天井に巣を作り始めたのは5年前

読み返して気づきましたが、その時すでにそのまた5年前から
使われていなかった古巣があったんですね

晩冬から初春のこの時期、まだ氷が張るような季節に
ミソサザイ等の野鳥達が巣の場所探しを始めます
彼らがどのような基準で巣の場所決めるのからわからないのですが
温かくて、獣に襲われない、雨をしのげる場所を選びます

しかしそんな好都合な場所が簡単ではないこともあってか
たまに屋内のボイラー室や温泉の廊下などで鉢合わせになる事もあります
私が想像している以上に場所の選定は大変なのだと思います

この巣の場所は、外から見えず人が一日数回通るだけ
外敵もここはなかなか登れない気がするので上等な場所なのでしょう

カワガラスの寿命は5年程度と言われています
代が変わっていると思うのが普通で、
親子で巣の場所の引き継ぎでもされているのでしょうか

今年の巣作りはややガサツに感じるのは初営巣だからかな?笑

昨年よりも1週間ほど遅い営巣
順調に行けば、3月中旬に卵を生んでくれるものと思います  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 11:06Comments(0)カワガラス日記

2019年02月17日

今日の秋神


晴れ 気温1℃ 水温1.3℃(10時)

うっすら雪化粧となった秋神

1-2センチの屋根雪は日差しにあっという間に負けてしまい
バシャバシャと通り雨のように流れ解けてしまいました

薄ピンクに輝く白樺の樹皮が雪に反射して一層艶めいています

薄っすら雪はあれど、かれこれ二週間ほど、
積もったなぁーというくらいの雪は降っておらず
ありがたいやら、物足りないやらふ、わふわとした心持ち

自然を見ていて、「いつもと違う」・・・という時は
その時だけで収まることは少なく、しばらくしてから
その反対の「いつもと違う」ことが起きる・・・という事を
暗示している時が多いもの

そのあたりがふわふわとした落ち着かない気持ちにさせるのだと思います

野鳥の中で最も巣作りが早いと言われているカワガラス
例年、彼らが巣作りを始める時期を見て、
なんとなく初春の始まりを意識し始めるですが
去年は2月10日前後から巣作りでした

この少雪と温かさからすれば、もう始めていてもいいと思うのですが
カワガラスの姿は毎日見れど、一向に巣をかまう気配なし

5年も続いた倉庫の巣は、今年は引っ越ししてしまったのか・・・
それとも、これから大雪でもあって
営巣に影響がでるという事なのか・・・やや気がかりにしています

営巣の時期はともあれ、春の時期はともあれ、また雛をみたいものです。
せっかく目の前の秋神川で暮らしているのですから。。。


  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 14:08Comments(0)くるみの自然カワガラス日記

2018年04月07日

カワガラス日記【雛孵る】


2月中旬に営巣を始めたカワガラス

今年は例年より10日ほども早い営巣でしたが
3月に卵を生み、末には無事に雛が孵りました。

上の写真は3月26日
まだ親が中にいますね、首を出してこちらを警戒しています。

この日、下の階段には糞が落ちていました。
ここで営巣するようになって5年目5回目ですが、
その間に何度かスコープで巣の中をを覗いた事があって、
親が卵を温めているときは、巣の奥に糞溜めがあって、
そこに親鳥は糞をしている様に見えました

雛が孵ると、
親は入ることをせずに巣の外に糞を落とすのではと思います。

なので、糞が巣から落ちてくるという事は雛が孵ったというサイン
思った通りこの日を境に雛が顔を出すようになりました。

(3月27日)


(3月28日)


どうやら3羽は確認できますね。

ここは従業員の宿舎の階段でもあるので、
人に行き来があるのですが今の所警戒することなく育っています

ジュジュッ ジュジュッ 

警戒させないように、そっと階段を上りながら、
大してにていないであろう鳴き真似で近づきます。

こちらが鳴き真似をすると、親が来たとおもい、
眠そうに目を瞑りながらクチバシだけを徐ろに巣の外に出してきて
口を開けて餌をねだる仕草をします

かわいいもんです

雛が孵って、巣立つまで約3週間と言われますから、
今年の巣立ちは4月中旬くらいでしょう

楽しみ楽しみ。。。  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 15:29Comments(0)くるみの自然カワガラス日記

2018年02月17日

カワガラス営巣始まる


今年もまた、カワガラスのご夫婦が、くるみに来てくれました。

営巣場所となっている倉庫の二階は、
既にスタッフの宿泊所になっているのでツバメと違い、
出入りのある場所に営巣してくれるのかどうか気になっていました。

そして今年で同じ巣に連続5年目
毎年思うことですが、この番は毎年同じ番なのか?・・・という疑問

カワガラスは留鳥
1年中で同じ場所を縄張りとして、一羽かニ羽で生活をし
寿命は4年程度と言われています

私自身、いつもキャンプ場の前で2羽ほど毎日のように
見ているので、この番であることは間違いないようです

巣立った子供達は、数週間一緒に過ごしたあとは、
他の餌場を探して縄張りとするらしいし、
5年間ずっと、同じ巣に営巣することを考えると・・・・
やはり同じ番なのでしょうか・・・

もし同じ番なら、もう寿命の年なのも気になります

さておき、この巣で始めて見かけたのは2月の3日

まだ早いとおもいつつ、巣に変化がないか見に行ったところ
偶然2羽と2階階段踊り場あたりでばったり遭遇してしまいました。
もちろん慌てて飛び立ってしまいましたが

「あなた今年もここでいいかしら?」

営巣期間中も2羽同時に遭遇することは珍しく、
なんとなくそんな会話が聴こえてきそうでした

実際に古い巣に新しい水苔類が付いてきたのは2月13日に確認
その後は少しずつ巣を整えていました

上の写真が2月3日
巣の上の方を少し突いているようにも見えます

「巣の塩梅はどうかしら?」
そんなところでないでしょうか(笑)

2月9日変化なし

2月13日

2月17日だいぶ巣をいじっていました

まだ巣には居ないだろうと思って、
下から巣を覗くと、既に親鳥が巣の中にいました
驚かして悪かったね。去年よりも少し早い営巣のようです。

毎年こうして観察していると、
なんとなく巣の作り方も分かってくるものですが
今年の営巣は少し雑なような・・・

川から持ってきた水苔は、
巣の下にやたら散らかってるし、巣の形もやや凸凹

ほんとに去年の番かな?
もしかして、代替わりして娘だったりして。。。

ともあれ順調にいけば、3月上旬ころに卵を産んでくれるはずです。。
  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 14:27Comments(0)くるみの自然カワガラス日記

2017年04月07日

今日の秋神川【クチバシ4つ】


雨 気温8℃ 水温5.5℃(11時)

昨日の夕方から、しとしと長雨の秋神
秋神川は今年初めて雪代水による増水となっています。

雨水が雪を解かし、雪解け水がまた雪を解かして、
沢も本流も、飛沫をあげて流れ、半年ぶりに聴く、
轟々と響く増水の川音が、またひとつ春の訪れを感じさせてくれます。

雪解け時期のまとまった雨は有り難し
夜中の気温も上がり、雪解けは大いに進んでくれる事でしょう。

4月2日に孵ったと思われるカワガラスの雛
昨日は、5個あった卵のうち、
一つは孵化しなかった事はわかっていましたが、
どうやら、あとはみんな元気に孵った様子で一安心です。

写真でもわかるますね!
大きいクチバシが4つ、それぞれもたれるように並んでいます。

スコープ越しに覗きながら、鳥の鳴きマネをすると、
目を瞑ったまま、大きく口を開けて餌を催促してきます。

早速お毛毛が生えてきて、特徴のモヒカン頭が可愛いですね。
あと数日もすれば、可愛さが抜けて、壮観な顔つきになっていきます。


  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 13:28Comments(0)くるみの自然カワガラス日記

2017年04月06日

カワガラス日記【雛孵る!】


今年も、無事に雛が孵りました!

一個目の卵を確認したのが3月10日頃、それから5-6日かけて
一個ずつ卵は増えていき、16日に5個確認していました。

カワガラスは20日間前後で雛が孵ると言われています。
抱卵中は、だいぶ冷えた日が多く心配していましたが、
概ね、順調に孵ったのだと思います。

雛たちを撮影するのに、スコープを使うのですが、
針金状の幾重にも曲がるカメラを入れても、中々見つからないのです。

雛のいる場所が面白くて、やっと見つけた場所は、
巣の入り口の下を手前にえぐったような窪みなんです。

だから、一見巣の入り口からは、下にスコープを向けても
何も居ないように見えるんです。
この写真を撮るもの、巣の置くまでスコープを入れて、
手前側を映しています。

これも外敵から守る知恵なんでしょうか・・・。。

卵の殻が落ちていたのは4月2日、上の雛の写真は翌日3日のものです。
残念ながら、一個は孵らなかったようで、黄身が中で固まっていました。

孵化した殻をそっと摘んで手のひらに集めます。。。

ほんとに軽いんです!
変な言い回しになってしまいますが、
こんなに軽いものを私は持った事があるかなぁ・・・

それほどに、繊細で、薄く、軽いのです。
自然の産物にはいつも驚きますが、こんな小さなものにも、
命の繰り返しから得た、長い年月の結晶であることが分かります。

小指の先ほどの小さい小さいお顔は、大きな出目の大目玉と、
更に大きいくちばしだけでできてるみたい見えますね。

まだ、生まれたばかりで、液体みたいにぺっちゃんこ。。
でも、2-3日もすれば、大きな口を開いて餌をおねだりし始めます。

毎日、こうして下から巣の覗いていますが、
親鳥もあまり警戒しなくなってきました。

卵を産んだばかりのころは、巣から身を乗り出して
下をみていた親鳥ですが、
最近は、私が下から写真をパシャパシャ撮っても、
顔も出さずに、じっと座っているだけになりました。

これから、お父さんお母さんは、餌ヤリで大忙し。。

巣立ちは順調にいけば、4月末の予定です。。  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 14:35Comments(0)くるみの自然田舎暮らしカワガラス日記

2017年03月21日

カワガラス日記【卵5個に】


3月16日卵が5個に増えていました!

3月上旬に巣作りを確認してから、一個目の卵が10日前後、
2個目が12日、そして今回の観察で5個に増えていました。

今年からこの建物に人が住んでいるので、
子育ては厳しいのではないかと心配していたのですが、
今のところ順調に卵を産んで、抱卵に入っています。

概ね抱卵から20日間くらいで孵ると言われているので、
4月上旬頃に雛が孵るのでは思います。

真ん中の写真は、首を巣からだして、警戒しているところ。

抱卵中、あまり人の気配がすると、親が抱卵をやめて、
飛んでいってしまうので、しばらくは下から望遠でこっそり。。。

見守ることといたしましょう。。  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 17:59Comments(0)くるみの自然カワガラス日記

2017年03月14日

カワガラス日記【卵発見!】


3月3日に巣作りを確認してから10日ほど経ちました。

今年も卵を産んでくれました!10日に1個、12日に2個め。
例年の様子だと、あと2-3個生むかもしれません。

親鳥の糞の場所も左奥の同じ場所。
親鳥が巣の中に自分の糞を残す理由は何なのでしょう?

面倒だから?・・・動けないから?・・・・なのでしょうか。。。

雛が孵ると、親鳥は巣の中には入らず、下に糞が落ちるようなるので、
階段に糞が落ちていれば、孵化した!という事になります。
毎日、午前中に1階から2階の天井にある巣を覗いていますが、
確か以前から、そんな気がするのですが、1-2個産んだあと、
親鳥の気配がなくなる時期が1週間ほどあるような・・・。

いつも巣を暖めなくて大丈夫なのか心配になります。
一個目を産んでから、今日で4日目。

一体どこで何を、夫婦はしているのでしょう・・・???

今年は例年より、産卵が遅かったのですが、大体20日間で雛が孵る予定。
順調にいけば、月末までに雛が見れるかもしれません。。

今日は久しぶりに冬の気配。。
空気も冷たくずっと0℃が続いています。。  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 13:16Comments(0)くるみの自然カワガラス日記