くるみ温泉&キャンプ › 田舎暮らし
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2024年04月27日
月の出

晴れ 気温10℃(23時)
星夜となった昨晩の秋神
20℃近くあった夕刻の気温は
スルスルと気温が急降下して夜半には10℃となりました
こういう時は翌朝 晴れの印
昨晩は綺麗な「月の出」が見られました
言葉通り月が地平線から出てくること
月の軌道は 地球も回っていたりするので中々複雑なのですが
大雑把に見れば 1年の半分は昼間に既に出てしまっています
それに太陽と違い、月には満ち欠けがありますので
大きい月が、星夜に、日の出の如く見られるのは案外レアなこと。。
月の全景が現れるに従い 星たちはその明かりに敬服するように
その圧倒的な明るさに埋没していきます
冬の大三角形で有名なオリオン座のベテルギウス(一等星)は
太陽の約1,000倍も大きいとされていますが
それははるか彼方の640光年先のお話・・・
反射光とはいえ 月の近さには叶いません
新月の時には自分の掌も見えない暗闇のくるみ
今は陰翳が日差しの時のように地面に張り付いています
炎しか夜を灯すものが無かった時代
月や星々の存在はどんなに偉大だったのでしょう

【インスタ始めました♪】
インスタ kurumionsen_and_camp
X(ツイッター)@kurumionsen
2023年08月02日
14日目の月

御嶽山を臨む谷筋から宵出た 昨晩の月は見事でした
あまりに明るく 月の奥にある御嶽山の頂上が見えるほど
iphoneの露出を目一杯絞って撮りました
それほどに明るい月でした
絞ったおかげでキャンプサイトは真っ暗に写っていますが
実際は月の明かりでほのかに明るいのです
ちょうど月が出る前に 2週間ぶりの夕雨があり
澄んで大きく見えるのも そのおかげかも知れません
都会にいるころ見上げていた月は 街頭やネオンに巻かれ
自分の生活や人生には関係のない
随分よそよそしく遠い存在に感じていたものですが
秋神にきてから見る月は 静かで大きく
自分の生活リズムにしっかりと刻まれた存在となっています
その明かりで 山中を歩けることや
明るさ故に星が見えなくなってしまうこと
月の反射で水辺に虫が集まり
そこにたくさんの蜘蛛の巣ができること
そして新月に近づく夜の暗さは
星空を一層に輝かせて楽しませてくれます
14夜の月は待ち宵月とも言います
明日の満月を楽しみに待つ気持ち・・・というのが一般的な意味
私達の生活からすっかり遠くなった月の存在
電車や車がなかった時代に 待ち人に少しでも早く逢いたいなら
その競る気持ちを胸に満月の明かりの中を夜通しした人もいたはず
待宵月
明日はあなたと逢える・・・
そんな想いがこの月にはあるのかもしれません
2023年07月16日
キャンプだより【夏始まり篇】

晴れ 気温24℃(10時)
ほぼ今日から梅雨明けと思われる秋神
今日は全国的な酷暑日となり テレビでは40℃近くまで
各所記録している様子を伝えています
秋神も14時くらいに29℃まで気温が上昇
一つテントを片付けただけでジリジリ汗が吹き出してきます
そんな折の小さな贅沢が 火照った体を
秋神川にザブンと足を沈めて涼むこと
水温は痺れるほど冷たい12-3℃
5分も足を付けて 顔や頭に軽く水浴びすればすっかり汗も引いて
日差しが恋しくなるほど冷えてまいります
今日のような日でも最低気温は17-8℃
朝晩は長ズボンに長袖が必要ですのでお忘れなく。。

本当に躊躇なくバシャバシャ水に入れるのはこれから2ヶ月ほど
水遊びはこれからが本番なのです
こちらは壁村さんご家族
イワナのつかみ取りを希望されていましたが
天然の川ですので、この子達にはちと難しいということで
たらいで体験してもらいました
二人とも片手で掴めてたのには驚きです。。

こちらは遠藤さんご家族
サイト内の小川で水遊びです
もう少し大きくなったら魚のつかみ取りにもチャレンジしてくださいね

こちらは則竹さんご家族
あぁー焼きそば美味しそー
娘さんの焼きそばに集中している「お顔」が最高です
昼は私も焼きそばで決まり♪
さぁいよいよ夏休みシーズン到来
透き通る冷ややかな清流
クワガタ採りにバッタとり
イワナの塩焼きに飛騨牛のバーベキュー
満点の星空には天の川と流れ星
温泉浸かって 心も身体もひたってくださいね
2023年03月22日
今日の秋神川【残雪わずか】

快晴 気温14℃(10時)
間違いなく今年一番の温かさとなった秋神
4日前に思いがけず降った湿り雪は
あっという間に解けてしまいました
上と下の残雪の写真は日曜日の胡桃島小鷹神社付近
日曜日は春祭り 少ない町内会で神事を行い
無事に芽吹きの春を迎えられたことを祝いました
この写真を見ると、まだまだ残雪という感じですが
キャンプ場や秋神川もほとんど雪はなくなり
白いところを探すのが大変なくらい
結局3月になってからもまとまった雪は
ほとんど降らなかったのではないかと思います

すっかり乾いた河原を歩いているとふきのとうを発見
のんびり構えていましたがこの温かさでは
もうふき味噌づくりも始めなくてといけないようです
すでに3月も終盤 雪は降っても知れたもの
どうやら今年の積雪量は確定したものと考えてよいでしょう
雪が多かった昨年冬の5分の1程度の積雪ではなかったかと思います
今月から秋神川流域も解禁となり
秋神貯水池付近はワカサギを食べて銀化した
大物のアマゴやイワナを狙う釣り客が増えてきました
御嶽山の雪代も少ない様子ですので、
水温も高くいい条件がそろっているので
ルアー釣りの方は今年はチャンスかもしれませんね
道路もサイトもすっかり解けていますので
今のところノーマルタイヤでも大丈夫な状況です
しかし夜はまだ氷点下 降雪も普通にある季節ですので
足回りの装備には十分吟味の上にお越しください



2023年01月29日
氷点下16℃の美しさ

快晴 気温マイナス10℃(10時)
この時期らしい引き締まった空気の秋神
今朝の最低気温はマイナス16℃
日差しとともに気温は急上昇し11時現在マイナス3℃
いつもお伝えしていますが、ここは本当に風が吹かないので
日差しの恩恵そのままに 数時間で13℃も気温は上がる訳ですから
氷点下といえ 大変温かさを感じます
ちなみにこの時期の私の服装は綿のTシャツに
ヒートテック極暖とコットンタートルネックにフリース
下は極暖にポリエステル系の厚手のパンツ
外出るときはこれにダウンジャケットを着ています
大切にしているのは寒暖差の緩和
暖かすぎも気をつけています
仮に外をマイナス10℃としても室内20℃だと
30℃の温度差を行ったり来たりすることになるので
出入りを繰り返しているだけで疲労するので
それを服装で緩和するようにしています
この組み合わせだと、程よい保温性もあり
汗をかかない程度に体温を逃がしてくれる発散性もあります
個人的には綿の下着を吸湿発熱素材の下に着ることで
より保温性が高くなった気がしています
ウールも温かいのですが、雪かきなどで体温が
上がると極端に暑くなり、フリースより発散性が高いので
冷えやすく私のライフスタイルには余り合わないようです。
10月頃から6月くらいまでは極暖が並になるくらいで
ずーっとこの格好をしています笑
コロナ以降 3年間風邪知らず笑

快晴の氷点下の世界は美しく
特にマイナス10℃を下回ると上の写真のように
気あらし(蒸発霧)が発生します
原理はお茶に上る湯気と同じです
そしてのその霧が木々や建物と触れることで
再結晶化されて樹氷となったり下のガラスのような
美しい文様を描いてくれたりします
こういう朝 いつも思うのですが
ヤマガラなどの小鳥はどうやってこの寒さを
耐えているのか不思議になります
なんとなく 猿とかクマとかは暖かそうだけど
鳥は大体飛んだら目も凍ってしまうじゃないかと
羽毛をまとっているとはいえ・・・
氷点下はこんな麗らかな心持ちにさせてくれる反面
年始めの寒波ではボイラーを破損してしまったり。
・・・未だに直らず、、、費用を聞いて私がフリーズしました。。。
氷点下の世界を身近に触れていると
春夏の自然以上に絶対的な秩序を感じますし
自分もその世界にいるのだなぁと感覚的に分かります
そう思うと 自分が席を置いている人間社会の心配事など
考え方次第だし 大したことでないと一笑にふすことができます
人の世界も自然の世界も いいことも悪いことも概ね半々
氷点下の美しさはそんなことも感じさせてくれます




タグ :氷点下の世界
2023年01月07日
銀白の十四夜

23時 気温マイナス9℃ 無風
温泉の戸締まりに外に出ると 見事なほど真上に月が出ていました
キャンプ場とその前を流れる秋神川は
月明かりがなければその境目さえ見えない真闇
雪に反響した月の光は地面に染み込んで
再び雪の底から湧き上がるように
どこまでも遠くの地面を浮かび上がらせています
地球のマントルから光が漏れているような
言葉では言い表せない不思議で神妙な風景
満月の夜はみんな街灯を消しても大丈夫なのに、、、
そんなひょんなことを思い浮かぶほどに
雪の月明りはまったく明るいのです
明日は満月
この風景をぜひ体感してほしいものです





タグ :雪の満月
2022年11月12日
侘びの季節

快晴 気温10℃(11時)
落ち葉の季節を迎えた秋神
華やかなモミジやコナラは大方落ちた様子
透けが目立ってきた山々は黄金のカラマツと白樺の小寒い木肌が
季節の節目を現しているようです
くるみの池や小川に沈んだ落ち葉にはまだその色の残していて
褐色に染まりつつ有る晩秋に生彩を添えています
この落ち葉紅葉を楽しめるのもあと一週間くらいかなと、、
いつでもそうなのですが落ち始めると早いのです
そして紅葉が完全に終わる11月末から雪白となるまでのひと月ほどは
紅葉も雪景色も無い 1年で一番寂しく人が少なくなる期間
それは芽吹きの春から生命力を使ってきた自然の草木たちが
すっと力が抜けて 沈静する収束の季節でもあります
まぁ、 一息 息継ぎの間というか
”侘びた”とでもいいましょうか
そんな”枯れた”季節の到来なのです
この枯れた時間があるからこそ
冬を耐え 万緑の華を見いだせるのでしょう
静かにものを考えたい・・・
何も考えずにただ過ごしたい・・・等など
カサリカサリ 枯れ葉を踏みしめながら
焚き火を囲み ふけこむのもまた一興
この季節ならではの「オトナ」の楽しみ方 やもしれませぬ


2022年11月05日
昇華の朝

快晴 気温5℃(9時)
早朝は氷点下になる日も出てきた秋神
特に快晴になるような朝はすっかり寒くなりました
立冬まであと3日
東西に山を抱えているくるみは 空は明るくとも
その日差しが稜線を超えてくるにはずいぶん焦らされるようになりました
やっと日差しが差し込むと 白く凍りついた地面や鉄の手すりの露は
真空の月や火星のようにまたたく間にすべてを融解し昇華していきます
これもまた 新雪の朝のような すべてがリセットされたような
得も言われる爽やかさを感じます
さぁっ 今日も頑張りますかー そんな気分にさせてくれます
紅葉はかなりゆっくりで やっとピークを超えたくらい
これから晩秋にかけて2週間ほどは楽しめそうです
まだちょっと早いけど でももうすぐ
そろそろと 冬支度 雪支度。。。



2022年10月30日
紅葉もキノコも

晴れ 気温(12℃)12時
全く素晴らしい紅葉となった秋神
昨日より今日 今朝よりも夕・・
黄色は橙に 橙は赤に 赤はあずき色に
今まさに紅葉のハイライトを迎えています
遷ろいゆく様子はまるでページめくりのアニメーションのよう
早いもので明日で10月もお仕舞
晩秋から始まった紅葉のスイッチは
遅れを取り戻すように一気に進んでいくのでしょうか
こちらの紅葉の写真は午前中に撮ったものですが
光が全体に回る夕刻の紅葉もまた寂びがあった美しいです
そして今は新月からまだ数日
天の川ははっきりと流れていて
その流れはいつの間に角度を変えて東西に帯を引いていました
山のナラやクヌギの紅葉はまだ黄色から橙くらい
落葉までは1-2週間はありそうなので
キノコ採りはもうしばらく楽しめそうです
今年は全国的に不作という話をよく聞いていましたが
例年生えていたキノコは少し小ぶりな物が多い気もしますが採れました

下のキノコはクリタケ その下が松茸???とおもいきや
これはマツタケモドキというキノコです
このキノコ 別名オバサンマツタケとかバカマツタケとか
結構辛辣は名前をつけられていてちょっとかわいそうなキノコ
香りがないのですが、食用可でいい出汁と歯ごたえがあり
重用されている地方もあるようです
やはりキノコ採りの夢はマツタケ
何も情報もない山に入って マツタケを見つけるというのは
まさに千載一遇・・・いや万載一隅
数年前にこれを発見したときにはまさに躍り上がったものです
(ちなみに舞茸は舞うほどに嬉しいキノコから来ています)
すぐにその道に詳しい方に持っていき
これ!これ!マツタケ!?ですよね!とお聞きしたところ
あーそれね オボサンマツタケっていってね
マツタケじゃないの・・・ほれ香りが全然ないでしょとばっさり
はぁぁぁ そ-ですか・・・ありがとうございました。。。
これは私の勝手な想像ですが、辛辣な異名は
その落胆と期待とのギャップから来ているのではと・・笑
しかし たとえ「モドキ」であってもキノコ探しは楽しいもの
息を上げながら山を上がっていくのは一苦労ですが
尾根から除く景色や紅葉を見ながらの山歩きは最高の気分です
皆様も私もくれぐれも毒キノコや熊には気をつけて参りましょう


2022年07月02日
今日の秋神川【一服の涼】

晴れ 気温26℃(11時)
連日夏日が続く秋神
全国津々浦々猛暑日を観測しているわけですから
涼しい此処秋神もやはりそれなりに暑い日が続いています。
それでも都心部と比べると10℃ほど低い気候かな
カツラの葉っぱもすっかり大きくなりました。
かわいいハート型の葉が谷風にヒラヒラと揺らぐと
日差しに透けた若草が様々な色を演出して何ともきれい
木陰で見上げる一時はまさに一服の涼を与えてくれます
下の写真はバイク4台でお越しの池田さんグループ
世代が私と同じでしたので、話が合いました
みなさん今はいい大人になってバイクも大人仕様
私が大昔にスズキInpulsというバイクに乗っていた話をしたら
通じてくれてうれしい。。
ここのところの好天は
キャンプや宿泊施設に皆さんをお迎えする身として有り難いのですが
これだけの空梅雨は初めて。。。
豊かな草木や清流が流れてこその健康的な自然
まだ残っている山水を吸い上げて元気なうちに二雨三雨ほしいものです
「碧いそら、輝く太陽、丘をかけて行く風」
「花のそのかんばしい花びらやしべ」
「草の靭やかな体、全てこれをのせになう丘や野原・・・すべてすべて」
これは宝石が実る不思議な森で
植物や虫たちが雨の喜びと無限の素晴らしさを
形容する宮沢賢治の小説の一節
今はそんな雨乞いの気持ちです



