くるみ温泉&キャンプ › 2011年12月
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2011年12月13日
2011年12月12日
2011年12月11日
2011年12月10日
2011年12月09日
採精~受精
勇ましい顔つき
黒光りして「大和イワナ」の特徴を色濃く継いでいる貴重な雄です
できるだけこの血筋を継いでいきたいので、
より特徴が出ている雄を優先して採精していきます

採精の時に水が混ざってしまうと、精子が長生きできないので、
とにかく体の水を綺麗に拭き上げます。(視線がコワイ)
いざ採精!受精までのタイムリミットは30分
実際には4-5尾をまとめて採るのですが、
麻酔は掛けていないので暴れるし、
不純物(糞や尿、水など)を覗きながらの作業は結構焦ります。
何尾かまとめた精子を時間内に卵と混ぜれば無事受精完了
水に触れると卵はゴムまりのように堅くなり受精は終了します。
まだ水カビの課題は残っていますが、
後は孵化層で発眼する累積水温250℃(1日の平均水温×日数)まで待つことになります。
2011年12月09日
2011年12月07日
2011年12月06日
2011年12月05日
稚魚1年生のお引越し

採卵から1年が経ち、彼らもいよいよ外の生簀へ引越です
網での移動は少し手間なので、外の生簀まで魚道を作り、
一気に外の生簀に流してしまおうという作戦

最初は順調に流れ、(我ながらいいアイデアだった)と
自画自賛していたのも束の間
いよいよ水位が下がりはじめると、
緩くなった流れに逆らって即席の魚道は大渋滞。。
そうこうしている内に、やつらと来たら徐々に元の生簀に戻りはじめ、
カラになった生簀でピチャピチャと瀕死の状態に。
結局、抜いたばかりの生簀に慌てて水を張りなおす始末
稚魚だと思ってちょっと甘く見てました

結局、数尾ずつ手作業で押し流して無事に引越し完了
広くなってみんな伸び伸び泳いでいます。
見よう見まねで試みた採卵から丸1年が経ち、
命を受けた稚魚たちも体長は14-5センチ、随分に立派になりました
採卵時からの生存率は5%くらい、
一般的な養殖業の孵化率7-8割といいますから生き残った彼らは頼もしいです
あとは無事に育ち「大和岩魚」の血筋を引いていることを願います。