くるみ温泉&キャンプ › 田舎暮らし

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2019年01月18日

今日の秋神川


晴れ 気温-2℃(11時) 

ひと雪降った秋神

といっても10センチ程度
朝に除雪車が走ってきたのは年末以来のような気がします

この辺りは積雪10センチになると除雪車が走るので
記録的な大雪でもない限り、きれいに除雪されています

しかし、今朝は遅れてきたスタッフに聞くと、
秋神ダムの辺りで除雪車が走っていて渋滞になっていたとか。。。
通勤だった人はさぞかし慌てていた事でしょう笑

以前に除雪をされている方に話を伺った事があります

除雪は10センチ積もると行うとのこと
一見簡単な判断なようですが、昼ならまだしも
雪はいつどのくらい降るかは誰もわからない

朝の通勤時間前の除雪は、夜の段階で見越すそうなのですが、
降らないとなれば仕事なし、積もると予想すれば早朝から除雪。。。

微妙な時はおちおち晩飯に酒も飲めないらしい

仕事とはいえ頭が下がる思いです
私にはとてもとてもできないなぁ。。。

今日みたいに、10センチが微妙なときは
もしかしたら予想が外れて慌てて朝除雪したのかもしれませんね


  
タグ :秋神川除雪

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 13:50Comments(0)田舎暮らし

2019年01月08日

今日の秋神川


くもり 気温3.7℃ 水温2.5℃(11時)

今日もこの時期にしては温かな秋神

夜の小雪は氷点下の時間まではそのまま残っていますが
すぐに解けてなくなるほどです

いつものようにキャンプ場と秋神川を一廻り
カワガラスがおそらく寝床にしている辺りの川石に止まって
土手にいる私を見つめています

「今年もあそこでいいかしら」
「温かいし、安全だし、巣は出来てるし最高だわ」

番いで並ぶ川石のカワガラスからはそんな会話が聞こえてきそうです

図鑑で知る寿命では4-5年という話
今年もあの場所に巣を作ってくれるんでしょうか。。
もし作れば同じ巣に6年目という事になります

一代の寿命は付きていると思うのですが、
子どもたちにでも引き継がれているのでしょうか、不思議です

先月中旬辺りから吊るし始めた寒干し大根も
だいぶ凍みて縮んでいい感じになってきました
今年はすべて鈴蘭大根ですから、出来が楽しみです

料理をする仕事がら大根はいろんな所で仕入れますが
秋神で採れる鈴蘭大根は、独特の苦味と風味があって美味
大根食べてんなーという感じが好き。。。

それを更に旨味を凝縮するわけですから期待大なのです

若い頃は寒干し大根なんて、美味しいとは感じませんでしたが
煮戻しした後の
あの独特の甘みとシャリっムニュッとした歯ごたえ・・・
あれはあれにしかだせない味・・・・なんですよねー

・・・大げさかな??
・・・でも美味しい。。。

  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 11:45Comments(0)田舎暮らし田舎料理

2019年01月07日

イワナの発眼【9年目】


11月に採卵したイワナの卵
一番最初に採卵した卵が約2ヶ月ほど経ちました。

採卵したときには、きれいな山吹色だった卵は
「発眼」と言って、目ができてきました。
命が宿り少し朱色に染まっているのが分かると思います

本当は年末に発眼したのですが、
忙しくてこの時期になってしまった事もあり骨格もかなり出来ています

クルックルックルクル
卵の中で元気に動いています

受精率は8割くらい、、、まぁまぁです

この作業は検卵といって、「発眼」した卵と残念ながら
受精しなかった卵や死卵を一個一個ピンセットで仕分けしていきます。
一番寒い時期のこの検卵はイワナの養殖で一番骨折りな作業です

うちは本業ではないので、せいぜい検卵数は1-2万個
正業の方はこれは数百万個行うわけですからそれは大変です

隙間だらけのイワナ小屋ではストーブ炊いていても
作業は2-3時間が限界
すっかり手がかじかんでしまいました

取り分けた受精卵は最後に業務用イソジンで薬浴すればおしまい

また孵化槽に戻して
2月末前後には受精卵の孵化が始まります  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 19:20Comments(0)田舎暮らし受精卵からイワナを育てようイワナのこと

2018年11月29日

空から山鳥落ちてきた


すいません!
鳥がコテージの玄関前に倒れています。
小さい目をまんまるにして事務所に知らせに来た吉田くん

時々、とんびが落としたり、車にあたって傷ついたセキレイなんかを
目にすることはあるので、そのままほかっておきなさいと言うと、、

あのぉ大きいんですけど・・・

・・・・???・・・
話がわかならんなぁと、現場を見にいくとなんと大きめの鳥が死んでいました。
すっかりキジだと思っていましたが、ヤマドリがそうです。。。
しかもまだ少し温かい・・・


今朝、ゴミ捨てにこの道は通ったということなので、
まだ昼過ぎという事はここ数時間の間に落ちた様子

かわいそうに・・・
おまえは一体何を追いかけていたんだい・・・

あほやなぁ・・・こんなところで

最近は山で求愛しているキジの番に、
出かける度に出会うのでなおさら身近に感じます

冷静に観察すると、毛の感じからすると若い雄のようです

よく小鳥がガラスに間違ってぶつかる事はあるけど、
キジがそれも一階の道路前のそれも障子が裏にある白いガラス窓に
あたるとは考えにくいし・・・

しかし、よくよくに眼の前のガラス戸を見ていると、
足跡のような、ぶつかったような痕跡がありました。

これかぁ

わかった後は、よくこれだけ大きいものがぶつかって
ガラスが割れなかったなと、ほっと安堵

数分は感傷していましたが、問題なのはどうするか。。。
不謹慎ではありますが、やはり最初に浮かぶのはキジといえば鍋

頭にはよぎるも、鳥を捌いた事もないので
キジ鍋は諦めて、森に返して上げました。

・・・空から山鳥が降ってきた。。。
縁起がよく思えるのは私だけかな・・・

しかし、山鳥が空から降ってくるなんて
山奥に住んでいると、面白い事があるもんです。。  
タグ :キジ

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 10:32Comments(0)くるみの自然田舎暮らし

2018年11月17日

イワナの採卵【9年目】


今年もこの季節がやってきました。

天然のイワナ達は10月連休以降くらいから、浅瀬に遡ってきていて
時折チャプチャプと水しぶきをあげて産卵場所を探しています

キャンプ場の小川にも、ここで産もうとしているのか、
数日動かないでじっといるペアを見かけます。

試行錯誤で始めたイワナの養殖も、今はスタッフが手伝ってくれるので
迅速に受精までできて本当に助かります

今年は何尾取れるかな??
イワナ養殖は専業ではないので
毎年残っているイワナの中からメスの数分だけ採卵

それでも万単位の卵が取れます

手探りで始めた頃は、お腹が膨らんでいれば採卵できると思い、
状態かはっきりわからずに、無理に採卵しようとして
卵を壊したり、随分とイワナの体に負担を掛けていたように思います。

しかし一所懸命していると、
昔見えなかった事も、やがて見えるようになって、
今では腹を触れば産めるかどうかわかるようになりました

スタッフの採卵姿を見ていると、私の昔を見ているようです笑

イワナさんから、ウッ!そこちゃう!笑と声が出てきそうですが
・・・大丈夫、うまく取れてます。
最初はみんなこんなもんです。

取れた卵はきれいな金色
受精前は精子を吸着させる為に内圧を余しているので
萎んだ風船のようにぷよぷよです

自然の色は本当にきれい

さぁ急いでオスの採精です。
オスは婚姻色といって、かなり体色が黒く黄色くなってくるので
見ればわかるものもいます。

できるだけ秋神川の源流に棲むヤマトイワナの
体色の傾向が強いものを優先していきます。

卵と違って、一尾からでる精子の量は数滴
尿や水分が交じると活動を開始してしまい数分で死んでしまいます

だから、一滴の水分も混ぜないようにとにかく慎重に慎重に・・・
小さじ一杯もとれればこの卵の量なら十分

洗卵した卵の中にそっと入れて混ぜてあげながら
徐々に真水を混ぜていくと

するとあっという間に卵が白くなっていきます
真水になるまでしっかりかき混ぜてしばらくすると
卵に水分が入り張りが出てきました。

しっかり受精してくれたかな。。。

ここまですれば、あとはそっと流水に浸すだけ。。
年末ごろには、金色の卵に命が宿り、紅い淡い卵へと変わっていきます

これを数回、12月初旬まで続けていきます。  

2018年11月04日

キノコノコノコ


くもり 気温10℃

薄雲のお陰で冷え込みが緩くなった今朝の秋神

平常運転になりつつ玄関の暖炉の前では、
ぬくぬくの居心地良さについつい長居してしまうみなさんです

標高1,000メートルの秋神の紅葉は
これから1週間ほどがピークの様子
今はとにかくカラマツの黄金色の紅葉がきれいです

秋も折返しに来ていますが、キノコもまずまず出ているよう思えます
今は暇を見つけては山を歩いています

天然ものは山菜以上に毒を持っているものが多いので、
見つけたもののうち確実に食べれるはだいたい1-2割ほど。
だから目当てのキノコを見つけたときには、
ほぉーと小躍りするくらいうれしくなります。

秋の定番? クリタケをいつもの味噌汁に一房落とせば、
それだけでどんな高級な味噌や出しにもだせない
なんとも奥深い濃厚な味わいを楽しめます。

しかし、そんな美味しいものが簡単には採れるわけもなく、
写真のようなピンピンの生えたてに出会えるのはかなりの確率。

半分くらいは朽ちていたり、虫に食われたりしてるし、
イノシシや猿やクマとも競争しないといけません。
なかなか勝利を収めるのは厳しいのです笑

先日などはホンシメジの生える場所がイノシシに見つかり
見事に掘り起こされていました・・・
私が彼らの庭に来ているようなものですから、それも仕方なしです。

また収穫の楽しさとは別に、宝探しのような面白さもあります。
私はこっちの方が好きかなと。。

地形や方角、どんな木が生えているか、
水はけ、地質、樹齢などの環境に左右されるので
地形図を見てまさにヤマを張って、とことこ登り見つけた日には
少し大げさですが金鉱でも当てたようにワクワクしてしまいます。

しかし条件が整っていても、全く生えていない事もしばしば。。
がっくり下山している途中、クマ笹に足を滑らして転んだ目の前にホンシメジ!
なんて事もあるから面白い。。。

おいしいキノコ鍋と天ぷらの為!
枯れ葉で山が埋め尽くされるまで山歩きは続きます。。。  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 12:43Comments(0)くるみの自然田舎暮らし

2018年10月15日

今日の秋神川【山の音】


くもり 気温13℃ 水温11.7℃(10時)

朝晩はすっかり涼しいというよりは寒く感じる秋神

薄曇りの日が続いているせいか、紅葉はまだこれからという感じ。
キャンプ場の大楓だけが一足はやく枝先を紅くしています。

それでもあと1ヶ月もすれば、紅葉も終わり葉はすべて落ちている頃
一年で一番景色が変わる季節の始まりです

おとといの事
山の奥でキノコを探していると、なにやら気配を感じます

気にしながら軽トラに乗り込むと、イノシシの親子が現れました
大人の猪2頭とウリ坊1頭
大人はお父さんお母さんかな

私を見かけると、
迷惑そうに進行方向を反転して山を駆け上がっていきました・・

山に行くと熊よけに鈴を付けたりしますよね

私は鈴の音で周りの音が聞こえなくなるのが苦手で
代わりに歌を唄ったりヤマビコをして熊よけをしています

自分が音を出さない分、静かな山のいろんな音が聴こえてきます

谷があれば、底の方で沢の水の流れる音
カサリカサリと枯れ葉の落ちる音
カラカラコットン どんぐりの落ちる音

近くでカサカサと根っこの茂みで音がすれば、リスか小鳥
ブンブンと風切の音がすれば、大きい鳥が羽ばたく音
たいがいキジが逃げていく音です

そんな音じゃない音を感じると、ちょっと緊張して耳を済ませます

例えば、小石が転がる音

おや?
そんな音がしたときはまたヤマビコをして居場所を教えます
大きい動物は人間が怖いですから、
気配を感じれば勝手に避けてくれるからです

さっきの小石の音は何だったのでしょう
ちょっと気にしながらキノコを見ていると
また聞き慣れない物音がします

なにかが動く音です

すると、さっきのウリ坊が茂みからドンっ!と現れました。
一瞬ドキッと身を止めて、私と目が合うと
プイッと林道を走り下っていきました

さっきのウリ坊でしょう。
私がいた事で、行きたい場所に遠慮していたようです

悪かったねと思い、私もほっと一息

ふと我に帰れば風も冷たくなってきました、
あまり採れていないので、もうひと探しと思いましたが、
今の日暮れはあっという間ですから深追いは禁物

私もウリ坊の跡を追うように山を下っていきました


  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 13:32Comments(0)くるみの自然田舎暮らし

2018年07月02日

今日の秋神川【初夏の風】


初夏の日差しに若草の葉擦れる音が涼しい秋神

少し蒸し蒸しした昨日でしたが、今日は朝から透き通る日差しと
乾いた風が心地いいキャンプ日和になっています。

秋神川は平易を取り戻り、更に透明度を増しています

ここは秋神川に沿ってキャンプ場が続いているわけですが、
増水前も、うまい具合にキャンプ場側の河岸に浅瀬と河原があって、
子どもたちの良い遊び場になっているのですが、

今回の増水で、
さらに写真右手の河原部分が増えたような気がします。。。

クワガタもちらほら出てきましたね
ヘビさんもちらほら
カエルさんもちらほら

生まれ変わった川には、新しい凹凸ができて、
魚の居場所やポイントも変わります。

お気に入りにしていたポイントも、
変わっているでしょうからリセットです。

ちょっと残念ですが、新しいポイント探しもまた楽し
なにせ自然相手が楽しいところ
うまくいかないのが楽しいところでございます。

香り残る干したての梅干おにぎり携えて、釣り三昧・・・
といきたいところでございます。。。


  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 11:17Comments(0)田舎暮らし

2018年03月18日

今日の秋神川【フキノトウ】


晴れ 気温8℃ 水温4℃(11時)

今日もほんのり温かい秋神

テレビでは桜の話しでもちきりで、気持ちも春めいてきました。
季節が一ヶ月ほど遅い此方は、
花の季節まではもう少し待たないといけません。

このあたりの最初の芽吹きはフキノトウ
残雪の影や根開きの木の幹の影にところどころ出てきました

私にとってはフキノトウがサクラのようなもの
サクラと同じくらいに節を感じる趣深い言葉になっています

秋神のフキノトウは大きくて締まっていて立派
それも地下茎に十分な栄養と綺麗な水に溢れているから。。

このフキノトウはコンクリートの輻射熱で早く大きくなったのでしょう
コンクリートに触るとポカポカです
いわば天然の岩盤浴・・・
そう思うと、ちょっと暑いのかもしれませんね

ふき味噌作りもそろそろですが、あんまり目の前で
たくさん生えているもので、ついのんびり構えてしまいがち。
今年は生えてきた順番にコツコツつくりたいものです。

構えていた雪も、明日からはまた雨予報
どうだろう?・・・なんだかんだで3週間ほど
まともに雪が降っていないような気がします

もう春なのかなぁ
除雪機片付けちゃおーかな・・・


  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 15:27Comments(0)くるみの自然田舎暮らし

2018年02月28日

今日の秋神川【屋根雪】


くもり 気温5℃ 水温3℃(16時)

かれこれ一週間ほど雪が降らない秋神
除雪しないっていうのは、1日の半日得する気分です

この3日間は今日こそ曇りですが、昨日おとといと
それは素晴らしい陽気な天気でした

また大雪は降るのでしょうが、一時土の香と春の空気が
気持ちも身体も軽くさせてくれます

今日はこれから春一番だとかで、雨が降る模様

先週から雨の嵐の予報が出ていましたから、
少しでも心配なところは、先週に落としてしまいました。

3年前の大雪の時にバーベキューハウスが倒壊した教訓は
否が応にも身体に染み付いているのです

くるみの敷地の中には合計14棟の屋根があります
宿やバンガローや倉庫やイワナ小屋などなど・・・

敷地内を周りながら、改めて屋根雪の様子を見ていくと、
みな同じように降雪に当っていても、
雪の厚みは三者三様なことが分かります

南向きの恩恵を受けて、常に軽い雪しか残らない屋根
元々の角度がよく、自力で落とせる屋根
日陰なにの、ある一片だけ雪が積もらない事で、
ある日まとまってドカンと落ちるもの

雪が固まってしまい、自力ではどうにもならず重そうにしてるもの

初冬の屋根雪はみんな同じように見えるのに
毎日の僅かな違いが、一冬の間に劇的な差を生んでいきます
まるで屋根雪の一つ一つが、人の生活を表しているようです

毎日当たり前のようにしている事・・・
そんな些細な事の繰り返しが大切なんだなぁ

屋根雪はそんな事を教えているようにも見えます


  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 21:58Comments(0)田舎暮らし