くるみ温泉&キャンプ › 田舎暮らし

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2018年01月22日

半日で冬の飛騨路


今日の午後からひとしきり降り始めました
あっという間の冬の飛騨路という雰囲気

今は止んでいます

本降りは過ぎて、残り雪がチラチラ落ちています
明日の朝はもう5センチほど積もっているかもしれません

降りたての秋神の雪は、
スフレのパンケーキのように軽くふわふわで
15メートルほどの歩道を作るのにも、10分ほどでできてしまいました

明日どれだけ積もっているか、ちょっと楽しみです。。。  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 23:02Comments(0)くるみの自然田舎暮らし

2018年01月13日

マイナス15℃の世界


今朝は今年一番の冷え込みとなりました
5時ごろにマイナス15℃を記録

寝る前に窓を開けて、夜空に息を吐くと、
タバコの煙のように長く長く伸びていきました

秋神川は瀞場や浅瀬は凍りつき、その上には水蒸気が結氷しています
踏みふけると思い、
川石からドカンと足を落とすとスッテンコロリン・・・
思った以上に氷が厚く早速マイナス15℃の洗礼を受けました

樹氷は水蒸気が結氷するものですから、川に近い枝ほど
大きな樹氷が付いています
太陽越しの樹氷は氷が浮かび上がって幻想的

イワナの卵がある小屋の中は湧き水以外はカチカチ
この中では、動いていなければ、水分は全て固まってしまいます

蜘蛛の巣もこのとおり、しかしこんなに蜘蛛の巣があったとは笑

反対のドアから出ようとしましたが、素手だった私はこれを見て苦笑い

壁からたくさんの樹氷の蜘蛛の巣が
リースのように垂れて、天然のクリスマス装飾みたい笑

なんでも凍ってしまうこの気温

凍っては困るものは、水につけておきます
この時期、零度近い水でも温水のように有り難い

時間が止まったような静けさの中で
カワガラスやヤマガラの野鳥たちだけが賑やかに鳴いています  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 12:33Comments(0)くるみの自然田舎暮らし

2018年01月12日

かまくら作り始まる


今年もこの季節がやってきました

雪はまだ少ないですが、これから雪降る毎に積んでいきます

つくり方はイグルー式や土嚢式など、
いくつかあるようですが、うちはバルーン式

コンプレッサーで膨らませて、周りに雪をかけていきます
位置を決めたら、あとは単純。周りに雪を積んでいくだけ・・・・

これが大変なんですけどね。。。

2日目の今日はイエスノーの滝本さんが、見学にきてくれました

今は除雪機があるので、雪かけ組と圧雪組に分かれて
セッセセッセと雪を踏んではかけてを繰り返していきます

スタッフの吉田君と柴田くん、今日は滝本さんもお手伝い頂いて、
やっぱり4人もいれば、早いですねー
2時間ほど頑張ると、1メートルほど積むことができました

しかし、今年は年末年始のキャンプの方用に
すっかり除雪をしてしまいましたので、周辺に摘める雪なし・・・

雪が降るのを待つこととして、今日はおしまい
去年はいつできたかな?とブログを見ると、1月20日に完成!

例年どおりの仕上がりになりそうです
  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 20:47Comments(0)くるみの自然田舎暮らしキャンプ・温泉だより

2018年01月08日

今日の秋神川


みぞれ 気温1℃ 水温1.5℃(11時)

重たい雪は夕方から雨になりました
無風の1℃というのは、上着が要らないくらい本当に温かい

湿り気の雪が日中降っていたので、
そのまま雨にならずがいいと思っていましたが
やはり夕方から雨に変わりました

年末年始からの連休最終日
みなさんチェックアウトされてしまうと
午後は久しぶりにのんびりムード

みぞれ落ちる灰色の雲は、その色を写すように
あたり一面を水墨画のようにしています


  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 19:39Comments(0)くるみの自然田舎暮らし

2017年12月23日

今日の秋神川


晴れ 気温2℃ 水温2℃(10時)

昨日、今日と今月一番の温かさに思える秋神

この時期外にいるときは、フリースの上にダウンを来ているのですが、
少し動くと汗が出てきてしまいます

これ以上あたたかい日は、来年の3月までないかもしれないな・・・
昼に5℃を超えると、それほどの温かさです

お陰で、すっかり忘れていた小川の堰つくりができました。

夏の間、子供達が小川のイワナを捕まえようと、
一抱えもある石をごろごろ動かしてしまうのですが、
そのまま堰の無い小川のまま春を迎えてしまうと、
侵食されて陸地ができてしまう事があります

石を並べてしっかりと堰を作ってあげることで、
イワナも広々泳げるし、梅花藻の成長を手助けしてあげられます。

これで、雪解けまで小川をいじることも無さそうです。

お正月用の煮付けに干している寒干し大根も、
日差しを浴びていい感じにしんなりしてきました

甘みも増して、やさしい歯ごたえがあるので
食べ始めると、ちょっとくせになる味

寒干し大根が美味しいなんて、昔は思わなかったなぁーほんと・・・

雪はここ1週間以上降っていないので、
だいぶ解けて屋根は大方落ちてしまいましたね。

しかし、年末に向けてまたずっと雪マーク
新雪に覆われる方が年末の風情があっていいのですが、
忙しい年末年始、除雪に忙しくならない程度にお願いしていたいものです


  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 21:12Comments(0)田舎暮らし

2017年12月22日

低温熟成「熊の涙」蔵入れ


昨日は毎年恒例の地酒「熊の涙」の蔵入れが行われました

今年で11年目。

神事が行われた後は、平瀬酒造社長さんの平瀬さんより、
原酒の出来のお話をいただいて、
早速みなさんで原酒を試飲させていただきました

ひだほまれを50%まで磨いた今年のお味は、
一段と香り高くまろやかな気がします。。。

まぁ何と言っても、零度前後の冷えた空の下で飲む酒は
より甘く感じて美味しいものなのですが・・笑

すでに美味しいこの原酒にアベリアという花酵母をいれて
低温熟成させると、あら不思議!

3月の蔵明けには、淡い褐色の色が付き、華やかな花香りが付いています
私はずっと、この花酵母の力が、
味をまろやかにさせるのだと思っていましたが、

もちろん、酵母の香りの熟成による香りつけの効果もあるそうなのですが、
日本酒本来のまろやかな風合いは、氷点下の温度に秘密があるとのこと。。。

氷点下10℃以上のお酒が氷りそうになる気温を
何度もくりかえす事によって
分子レベルで日本酒の構造がかわるから・・・なんだそうです

ほぉーなるほど~

余談ですが、飛騨で酒が凍るのは六厩(むまい)だけだそうです。
この秋神も飛騨ではもっとも気温が下がる地域ですが、
さすがに日本酒が凍ってしまった事はありませんから、
それを聞いていかに寒いか想像がつきます

試飲の後は、いざ蔵入れ!

限定1,000本の蔵入れは本当に大きな鉄瓶のようなものに
上から入れていくので、なかなか一苦労

ヘイサッ ホイサッ
ヘイサッ ホイサッ

でもこういう単純作業はみんなでやると楽しんですよねー

今年亡くなられた「氷の王様」繁さんも、きっと近くで見ています・・・

30分ほどで蔵入れも終わり、喫茶クリスタルハウスで一服
氷点下からの生還のホットコーヒーは格別!

今年は明日から営業開始だそうです

ここクリスタルハウスに置いてあるものは、
どれも40年50年の歴史を感じさせるレトロな風合い漂うものばかり・・・

繁さんは収集家(収集癖?笑)でもありましたから、
以前はこの喫茶も木の実やアンティーク小物がいっぱい。。

・・・でしたが、ちょっと小奇麗になりました(笑)

(おい、それは捨てたらあかんぞー)
きっと顎髭撫でながら笑顔で言っていそうです

今年は早めに寒くなったので、氷の出来も順調みたいです

ライトアップも年明けから始まります!

お昼、日差しに透けてクリスタルブルーに輝く氷もお勧め

夜のライトアップなら、喫茶クリスタルハウスで
コーヒーでほっこりしながら、窓際からこんな景色も
みることができます。

ワイングラスを借りて撮影すれば
インスタ映え間違いなし・・・ですな

氷点下の森問い合わせ先
熊の涙問い合わせ先
  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 18:41Comments(0)田舎暮らしキャンプ・温泉だより

2017年12月14日

今日の秋神川


晴れ 気温-4℃ 水温3℃(10時)

キーンと張り詰めた空気が気持ちいい秋神

寒気も回復に向かっているのでしょうか、
今朝はやたら賑やかに野鳥達の元気はさえずりが聴こえてきます。

もうこれは解けないかな・・・

まだ数センチの雪の地面を歩く長靴の底は、
踏む度にキュッキュッと雪の目が詰まっていて、
すぐ下の地面の熱で解けていないのが分かります

氷点下の空気の中で、真っ白な反射光を受けていると、
身体の中まで漂白されていくような不思議な気持ち良さがあります

数日、鼻風邪をひいてしまい微熱気味だったのですが、
こうしていると、風邪菌など昇華してしまいそうです

明日は-10℃超えの今年一番の冷え込みが予想

流量が細いと沢水の配管も凍ってしまう事があるので、
枯れ葉を取り除いたりして源水のメンテナンス

青い手袋しているのが、今年入社した柴田くん
背中からシャツ出てるのがが4年目の吉田くん

冬に水を構う作業は、一番大変ですから、、、
できるだけ短い時間で終えるのが肝心、段取り8分ですね

吉田くんは氷点下4℃だというのに、シャツが出ていて
寒くないのでしょうか・・・

午後は桜など、枝が折れないように雪吊の作業かな
冬支度はもう少し続いていきます。。。


  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 12:37Comments(0)田舎暮らしキャンプ・温泉だより

2017年12月12日

今日の秋神川【雪積もる】


薄くもり 気温-2℃ 水温4℃(12時)

ゴォーゴォーゴォーゴォー
シャリンシャリンシャリンシャリン
ピーピーピーピー

今朝は県道の除雪車の音で目が覚めました

昨日の夜まで雨だった秋神でしたが、
(やっぱり積もったのだなぁ)と
(あぁいよいよ本当の冬が始まったのだなぁ)と
毛布をかぶり直してしました

ここ数年大雪だったり、暖冬だったり並が大きい年が数年続いていて
「例年」というのが、わかりにくい数年でしたが

過去9年間のブログを見る限りでは、だいたい・・・
12月10日前後からの根雪というのが普通のようです

冬が長い秋神では、キャンプシーズンが落ち着いてから
根雪になるまでのだいだい2ヶ月間くらいの間に、
イワナの採卵や屋外の塗装や配管の凍結防止などするのが常、
だいたいやりたい事の半分も出来ずに・・・・あぁ根雪・・・
となるのが私の例年でしたが、

今年は本館のペンキ塗りや倉庫の整理ができて
これも寒いなか鼻水垂らして作業してくれるスタッフのおかげです

昨日は、これから半年お世話になる除雪機を
キャンプ場の隅っこから引き出してエンジンチェック
かかるかなぁ?

ブルンブルルン!ブルルルルルー

この音を聴くと、いよいよ冬やぁ、という気がします(笑)

地面の温度も冷えてくるので、さすがもう根雪でしょうな
これから3月末まで、雪の秋神が始まります


  
タグ :秋神川

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 14:13Comments(0)田舎暮らし

2017年04月06日

カワガラス日記【雛孵る!】


今年も、無事に雛が孵りました!

一個目の卵を確認したのが3月10日頃、それから5-6日かけて
一個ずつ卵は増えていき、16日に5個確認していました。

カワガラスは20日間前後で雛が孵ると言われています。
抱卵中は、だいぶ冷えた日が多く心配していましたが、
概ね、順調に孵ったのだと思います。

雛たちを撮影するのに、スコープを使うのですが、
針金状の幾重にも曲がるカメラを入れても、中々見つからないのです。

雛のいる場所が面白くて、やっと見つけた場所は、
巣の入り口の下を手前にえぐったような窪みなんです。

だから、一見巣の入り口からは、下にスコープを向けても
何も居ないように見えるんです。
この写真を撮るもの、巣の置くまでスコープを入れて、
手前側を映しています。

これも外敵から守る知恵なんでしょうか・・・。。

卵の殻が落ちていたのは4月2日、上の雛の写真は翌日3日のものです。
残念ながら、一個は孵らなかったようで、黄身が中で固まっていました。

孵化した殻をそっと摘んで手のひらに集めます。。。

ほんとに軽いんです!
変な言い回しになってしまいますが、
こんなに軽いものを私は持った事があるかなぁ・・・

それほどに、繊細で、薄く、軽いのです。
自然の産物にはいつも驚きますが、こんな小さなものにも、
命の繰り返しから得た、長い年月の結晶であることが分かります。

小指の先ほどの小さい小さいお顔は、大きな出目の大目玉と、
更に大きいくちばしだけでできてるみたい見えますね。

まだ、生まれたばかりで、液体みたいにぺっちゃんこ。。
でも、2-3日もすれば、大きな口を開いて餌をおねだりし始めます。

毎日、こうして下から巣の覗いていますが、
親鳥もあまり警戒しなくなってきました。

卵を産んだばかりのころは、巣から身を乗り出して
下をみていた親鳥ですが、
最近は、私が下から写真をパシャパシャ撮っても、
顔も出さずに、じっと座っているだけになりました。

これから、お父さんお母さんは、餌ヤリで大忙し。。

巣立ちは順調にいけば、4月末の予定です。。  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 14:35Comments(0)くるみの自然田舎暮らしカワガラス日記

2017年04月05日

今日の秋神川【かまくら君また来年】


晴れ 気温13℃ 水温6.5℃(12時)

今年最高気温となった秋神
13時を過ぎて、15℃まで気温が上がっています。

3ヶ月間、みんなを楽しませてくれたかまくら君も、
この3日間の温かさで壁にぽっかり穴が空きました。
お役目ご苦労様。。

壁は7-80センチもあったんですよ!
3月は涼しい日が多かった割に雪が少なく、
西日にあたって少しずつ小さくなっていきました。

明日から数日、春の長雨となりそうなので、
週明けには、中に作ったイスだけになってしまうかな。。
もう4月ですから、名残惜しむより、雪解けが進まないと
キャンプ場の準備がにっちもさっちもいきませんし。。

しかし、去年は3月末にはほとんど消えてしまっていた事を考えると、
今年はいかに雪解けが遅いかが分かります。

世の中は、桜満開、お花見で盛り上がっているのに、
何だかおかしいですね。

別世界の秋神は、岩魚小屋の裏にある壇香梅の蕾が
やっと綻んできました。


  

Posted by くるみ温泉&キャンプ at 14:21Comments(0)田舎暮らしキャンプ・温泉だより