くるみ温泉&キャンプ › くるみの自然
スポンサーリンク
この広告は一定期間(1ヶ月以上)更新のないブログに表示されます。
ブログ記事の情報が古い場合がありますのでご注意下さい。
(ブログオーナーが新しい記事を投稿すると非表示になります。)
ブログ記事の情報が古い場合がありますのでご注意下さい。
(ブログオーナーが新しい記事を投稿すると非表示になります。)
2023年04月10日
モクレンコブシにダンコウバイ

快晴 気温14℃(12時)
少し冷たい空気に感じる秋神
先週末は雪が降り お越しのお客様もびっくりしておりました
4月に雪が降るのはここでは珍しいことではありませんが
3月はかなりの温かさが続いただけに寒さが染みました
冷たい空気と澄んだ日差し
この時期の秋神の清々しい天候です
キスイセンが咲いたあとは、コブシ
その後はモクレン、マセビそしてダンコウバイ
概ねこのように変遷していくのですが
今年は皆同時に咲き始めました
周辺はフキノトウは茎が伸び始めつくしも出てきました
いつもGW中につくしは伸びるという印象でしたので
やはり3週間ほど今年はなんでもが早いようです
秋神川の河原沿いにあるソメイヨシノ
こちらはまだつぼみも固く咲くにはあと1週間ほどかかりそうです
それでも新記録間違いなし
どこまでも澄んだ空気は
御嶽山をいつもより一回り大きく見せています




2023年04月02日
キスイセン咲く【最も早く】

快晴 気温14℃(11時)
連日 桜散るころのような温かい日が続く秋神
お越しになる東海、北陸、関西、関東の皆さんのお話を伺っていると
既に散り桜の様相がほとんど
記録的という言葉に慣れてきているとはいえ
この温かさと桜の開花時期は私の記憶では初めてのことです
雪解け後 このくるみでは一番最初に咲いてくれる花キスイセン
私の春のお告げの花です
週末からの咲き始めていましたので3月の開花となると
こちらも記録的な開花です
しかし、多年草の球根花にはどのくらいの寿命があるのでしょう
少なくとも14年は毎年ピンと張った花を咲かせています
大したものです
この週末はアウトドアには最高の天候となりました
下の写真は名古屋からお越しの山澤さんグループ
皆さん このそよ風のようにのんびり朗らか
今日はチェックアウトフリーですので存分に川のせせらぎと
春風を満喫していってください
秋神川は今年は雪代らしい増水はほとんどない状態
これから御嶽山の雪は解けてくるでしょうか 元の積雪が少ないですので
水嵩が一気に増えるような雪解け水はもうなさそうです
秋神川は雪代水の代わりに先週のまとまった春雨前線があり
川床を白く洗われ すっかり陽の川になりました
川床がきれいになると 春のスイッチが入るのか羽虫が出てきます
記録的な温かさは、もしかすると記録的な釣果に期待が膨らみます。。。
例年ならGW開けくらいに咲き始める桜
このままの陽気ですと 4月中旬くらいに秋神は
桜開花になるかもしれません
これだけ暖かければ秋神川の上流もだいぶ雪解け進んでいるでしょう
来週あたり どこまで行けるか分かりませんが上流を見てこよう



2023年03月22日
今日の秋神川【残雪わずか】

快晴 気温14℃(10時)
間違いなく今年一番の温かさとなった秋神
4日前に思いがけず降った湿り雪は
あっという間に解けてしまいました
上と下の残雪の写真は日曜日の胡桃島小鷹神社付近
日曜日は春祭り 少ない町内会で神事を行い
無事に芽吹きの春を迎えられたことを祝いました
この写真を見ると、まだまだ残雪という感じですが
キャンプ場や秋神川もほとんど雪はなくなり
白いところを探すのが大変なくらい
結局3月になってからもまとまった雪は
ほとんど降らなかったのではないかと思います

すっかり乾いた河原を歩いているとふきのとうを発見
のんびり構えていましたがこの温かさでは
もうふき味噌づくりも始めなくてといけないようです
すでに3月も終盤 雪は降っても知れたもの
どうやら今年の積雪量は確定したものと考えてよいでしょう
雪が多かった昨年冬の5分の1程度の積雪ではなかったかと思います
今月から秋神川流域も解禁となり
秋神貯水池付近はワカサギを食べて銀化した
大物のアマゴやイワナを狙う釣り客が増えてきました
御嶽山の雪代も少ない様子ですので、
水温も高くいい条件がそろっているので
ルアー釣りの方は今年はチャンスかもしれませんね
道路もサイトもすっかり解けていますので
今のところノーマルタイヤでも大丈夫な状況です
しかし夜はまだ氷点下 降雪も普通にある季節ですので
足回りの装備には十分吟味の上にお越しください



2023年02月28日
雪解けの風

快晴 気温6℃(10時)
朝から春の空気一杯の秋神
ダウンジャケットなしても平気かな やっぱり来てこ
そんな陽気な今朝の温かさです
長靴の底がサクサクして 小石や葉っぱのところは
地面まで見えているところもずいぶん増えました
このまま雪解けなのかな・・・いやーそれはまだ早い
でもほんと温かい
小川沿いのイチイの木を住まいにしているヤマガラ達は
小川と梢を行ったり来たりして いつもより大きな声で
得意げにさえずりしています
秋神川沿いに立つと 上流の御嶽山方面から
やさしい風がシューっと 通り過ぎていきます
風を仲間のように感じるのは久しぶり
冬が明けそうな 晩冬の 春の風
自然の王様は太陽だと思っていたけど
ほんとうに秩序を守っているのは風なのかもしれないな
ふとそんなたわい無いことを思うほど
今日の風は秋神を支配しています
厳しい雪国ならではの小さな果実
しかしそれは
言葉では言い尽くせない美味なのです


タグ :秋神の風
2023年02月12日
ダム凍る

晴れ 気温3℃(10時)
雪解けの季節を思わせるような陽気な秋神
昨日の昼に引き続き、連日の摂氏プラスとなっています
温かいのは有り難い反面、キャンプサイトは固めたアイスバーンが
柔らかくなり車の通り道は結構な溝ができています
しかしこの温かさも今日まで
明日からは徐々にいつもの氷点下の秋神へ戻っていきます
お客様ともよくお話ししますが、ここで0℃はとっても温か
みなさん比較的薄着に朝支度されていますが
気温を聞いて驚かれています
昨晩は3年ぶりに秋神温泉で氷祭りも開催されて
ここからも打ち上げ花火の音が聴こえてきました
なんとなくこの2月の第二週の氷祭りが終わると
季節もひと節目を感じます
まだまだ寒い日が続くのですが、その先の冬の出口を
意識し始めるのです
今年の冬はどうであったか・・・半分を振り返ると
以外と寒かった、案外雪は少なかった・・・ようです
500メートルほど下流にある宮之前の観測データによれば
ここ10年の1月の平均気温はマイナス3.9℃
今年はマイナス4.1℃ということですのでやはり寒かったのでしょう
それに平均気温以上に、温かい日も割りとあったので
冷えた時の気温はかなり下がったこともデータが示しています
先週 買い出しの際にダムを通ると概ね凍結していました
ここ一週間ほどで一気に進んだ気がします
このまま全面凍結まで進むのではと思いますが
このところ冬季に水を抜いて水位が低い年が続いていたので
満水に近い状態でどこまで凍るかですね
一昨日、漁協から釣券が届きました
あららーもうそんな季節かぁ
50を過ぎたあたりからの月日が流れる早さは
苦笑してしまうほど
時間は相対的なものである。。。
時間は存在しない・・・
昨今の物理学ではこういう説をよく耳にするようになりました
難しい理論はさておき、人によって時間の流れが違うのなら
遅く感じる術を聞いてみたいところです
それを実行するか否かは別ですけど。。。

2023年01月29日
氷点下16℃の美しさ

快晴 気温マイナス10℃(10時)
この時期らしい引き締まった空気の秋神
今朝の最低気温はマイナス16℃
日差しとともに気温は急上昇し11時現在マイナス3℃
いつもお伝えしていますが、ここは本当に風が吹かないので
日差しの恩恵そのままに 数時間で13℃も気温は上がる訳ですから
氷点下といえ 大変温かさを感じます
ちなみにこの時期の私の服装は綿のTシャツに
ヒートテック極暖とコットンタートルネックにフリース
下は極暖にポリエステル系の厚手のパンツ
外出るときはこれにダウンジャケットを着ています
大切にしているのは寒暖差の緩和
暖かすぎも気をつけています
仮に外をマイナス10℃としても室内20℃だと
30℃の温度差を行ったり来たりすることになるので
出入りを繰り返しているだけで疲労するので
それを服装で緩和するようにしています
この組み合わせだと、程よい保温性もあり
汗をかかない程度に体温を逃がしてくれる発散性もあります
個人的には綿の下着を吸湿発熱素材の下に着ることで
より保温性が高くなった気がしています
ウールも温かいのですが、雪かきなどで体温が
上がると極端に暑くなり、フリースより発散性が高いので
冷えやすく私のライフスタイルには余り合わないようです。
10月頃から6月くらいまでは極暖が並になるくらいで
ずーっとこの格好をしています笑
コロナ以降 3年間風邪知らず笑

快晴の氷点下の世界は美しく
特にマイナス10℃を下回ると上の写真のように
気あらし(蒸発霧)が発生します
原理はお茶に上る湯気と同じです
そしてのその霧が木々や建物と触れることで
再結晶化されて樹氷となったり下のガラスのような
美しい文様を描いてくれたりします
こういう朝 いつも思うのですが
ヤマガラなどの小鳥はどうやってこの寒さを
耐えているのか不思議になります
なんとなく 猿とかクマとかは暖かそうだけど
鳥は大体飛んだら目も凍ってしまうじゃないかと
羽毛をまとっているとはいえ・・・
氷点下はこんな麗らかな心持ちにさせてくれる反面
年始めの寒波ではボイラーを破損してしまったり。
・・・未だに直らず、、、費用を聞いて私がフリーズしました。。。
氷点下の世界を身近に触れていると
春夏の自然以上に絶対的な秩序を感じますし
自分もその世界にいるのだなぁと感覚的に分かります
そう思うと 自分が席を置いている人間社会の心配事など
考え方次第だし 大したことでないと一笑にふすことができます
人の世界も自然の世界も いいことも悪いことも概ね半々
氷点下の美しさはそんなことも感じさせてくれます




タグ :氷点下の世界
2023年01月23日
イワナの孵化始まる

晴れ 気温0℃(10時)
朝から日差し穏やかな秋神
先週末くらいから 10年ぶりの大寒波と
各テレビで謳っているので 今朝あたりその予兆かなと
思い構えていましたが 拍子抜けするほどの温かさ
屋根雪もポタポタと解けています
昨年の11月に採卵したイワナの卵の孵化が始りました
イワナの養殖を始めて13年(回目)?
卵は3万以上、多分今までで一番多いです
この10分の1でも成魚になってくれれば万々歳!
なのですが専業でないこともあり、簡単ではないのが実情
この幼魚はこれから室内の水槽で約7-8ヶ月間過ごし
今年の7月前後に大きな生け簀にお引っ越し
来年の6月ごろにやっと成魚(20センチ程度)になります
この間に1日でも水温や水流にトラブルがあるとほぼ全滅
最も多いトラブルは引いている谷水や湧き水の取水菅が
詰まってしまうケース
なぜか天然のイワナが配管に入ってきてしまい
バルブで詰まってしまう事や
台風などの大水で土砂が詰まってしまうケースなどなど
これは原水の管理やバイパス、水槽のサイズなどで
リスクは減らせることが可能なのですが
あとは共食い・・・これを管理するのが中々難儀
同じように餌をあげていても成長の度合いは様々
のんびり屋さんもいれば、縄張り意識の高い乱暴者
元々食が細いものや食欲旺盛で泳力があるものなど
孵化から一ヶ月くらいして餌を食べ始める来月下旬くらいから
大きさにもばらつきが出てきます
これを放っておくと、小さい者や弱いものは達はあっという間に
大きいものにいじめられて死んだり食べられてしまいます
怖いのは 餌よりも共食いに味をしめたものは
餌を食べなくなります
共食いのほうが効率的だと本能的にわかってしまうのでしょう
そのままにしておくと更に体長が大きり
更に多くの共食いをしていくので始末が悪いのです
観察をしていて 本当に大変だなぁと思ったのが
弱ってきても 休むことができないこと
少しでも斜めになったり、泳ぎ方が不自然になると
周囲から目をつけられ体当たりされたり頭を噛まれたりしてしまいます
人間社会なら 睡眠や保養を取ることもできるのに
それができないのですからイワナ社会は厳しいです
この共食いを最小限にするためには、分けていくしかありません。
毎日コツコツと乱暴者を金魚すくいのようにして取っていったり
2ヶ月に一度くらい大規模にサイズ分けを行なっていきます
乱暴者は乱暴者同士
のんびり屋さんはのんびり屋同士にしてあげます
ささやかな喜びは、荒くれ者をすくい上げて
荒くれ者しかいない水槽に移した時(笑)
(おまえの横暴もこれまでじゃー)とほくそ笑むのです。
一方、のんびり屋で集めた水槽もため息まじり
共食いの驚異から逃れたのをいいことに
一向に大きくならない。。。
これはこれで眉毛が下がる思いです
イワナの寿命は長いものは10年以上にもなります
自分のお腹に栄養袋(鰓嚢)を抱えている今は
縄張り意識がないのでみんな固まって仲良し
もしかすると彼らの一生で今が一番
平和で幸せなのかもしれません
頑張れイワナの赤ちゃん!
見学もできまーす。


2023年01月17日
かまくら完成【滑り台付き!】

快晴 気温-3℃(10時)
久しぶりの日差しとなった秋神
先週末に続いた雨日かすっきりしない天候が
続いていましたが、やっとスキッと晴れました
昨年のまとまった降雪で作ったキャンプサイトの
アイスバーンも先日の雨日でガタガタになってしまいました
とはいえ、写真のとおり真っ白
明日から例年の気温に戻るようなのでフラットに整備し直しです
かまくらも無事に完成!
今年はスタッフみんなで、不純物の少ない表層の雪を
丁寧に集めてくれたので出来も、見栄えも上々
このかまくらは3月中旬くらいまで例年維持できるのですが
2月も後半になると日差しも強くなり少しずつ南側が痩せてきます
今年はこれを防ぐために南面に滑り台を作ってみました
除雪の雪も滑り台の材料に使えるから一石二鳥
夜はライトアップして花を添えます
1月もはや中旬 本当の冬はこれから2月中旬まで
氷点下の季節がやってきます


タグ :かまくら完成
2023年01月14日
かまくら作り始まる

雨 気温2℃(10時)
冬の雨降りとなった秋神
昨晩から丸一日降り続きました
アイスバーンになっていた道路もキャンプサイトも
気温の上昇と合わさってシャーベットをかき回したような状態
屋根雪も大方落ちてくれました。
写真は11日(水)の写真
先日のブログでかまくら作りの為にもひと雪ほしい・・・と
つぶいた翌日に20センチほど降ってくれました
予報では今日の雨を超すまで
しばらく降らない予報でしたので恵みの雪
かまくら作りもなんだかんだで10数年
今年は初めて炊事場付近に作ることにしました
ここならサイトから少し距離があるので
子供たちも遊びやすいし、滑り台も背中に作れそう
昨年の反省点は集めた雪が思いの他汚れていたこと
遠目にはきれいなのですが、かまくらも3月までの間に凍結と融解を
繰りかえる中で小さな葉っぱの破片など残っていくのです
ですので、今年はどこまでも真っ白はかまくらのために
雪集めも神経を注いで集めました(つもり・・・)
順調にいけば来週17日までには成形までいけそうです
滑り台付きね
最近の天候はパンツのゴムが緩んだような状態
この過度に温かい数日は このあとに過度に冷える日が
あるだろう・・ということ
温かいうちに作っておけば、しっかり密度があがり
来週末は冷えればカチカチになる予定
寒さの本番はこれからなのです
秋神川にはカワガラスの鳴き声がしきりに聞こえます
まもなく日本で一番早い巣作りが始まります

