くるみ温泉&キャンプ › くるみの自然
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2023年11月18日
タラの木にカエデの芽?

小雪 気温2℃(10時)
雪景色となった秋神
雪が観測できたのはこれで二回目
今朝から粒雪とみぞれと順繰り降って 屋根は少し白くなっています
道中を心配された方の問い合わせも多かったのですが、
まだ積雪になるにはまだ早い様子
道路もキャンプサイトも車に影響があるような雰囲気ではないようです
バイクの方はキャンセルもありましたが来れたかも。。。
そんな程度の降雪となっています
さて、こちらの写真
紅葉の写真を撮っているときに見つけたもの
タラの木の芽の部分にカエデが生えているように見えます
果たして、こんなことがあるのか摩訶不思議・・・
だれかいたずらで付けたにしてはリアルですし
カエデの幼木にトゲがあるとはあまり聞いたことがありません
実はこの写真を撮影する数日前までは、紅葉して双葉で生えていました
・・・偶然 タラの木の幼木の先端に種が落ちて発芽したのでしょうか?
カエデの種が落ち始めるのは8月から9月
翼果といって竹とんぼみたいにクルクル舞いながら飛んでいきます
しかし 1-2ヶ月では芽は出るのかな??
それとも昨年のもの?
しかしタラの芽は春に出るので、それもおかしい・・
おわかりの方がいれば教えて頂きたいものです
紅葉も終盤になり 最低気温も氷点下になる日が多くなり
山頂付近のカラマツの黄金の紅葉が映えるようになってきました
凍みてくると同時に菌打ちをしたナメコがもりもりと出てきました
このなめこは二年前に菌打ちしたもの
これから数年は楽しめます
原木なめこは市販のもの同様に味噌汁や鍋はもちろんのこと
大きく育てたものはお刺し身がオススメ
ちょっと大きめに育ったものをもいで
沸騰したお湯に塩を一摘みして ぽいっと30秒
茹ですぎるとナメコ本来の旨味が薄れるので湯がきすぎは禁物
さっと上げて冷水で洗ったら出来上がり
トゥルントゥルンのなめこを箸でつまんで醤油をちょいづけ
個人的には醤油にバルサミコを混ぜるのがオツです
もちろん大根おろしとも最高
山の紅葉が落ちきるまであと少し
天然のキノコを探せるのもそれまでです
冬も到来もすぐそこまで来ています


2023年10月25日
キャンプサイトの大楓 紅盛り

晴れ 気温15(10時)
ここ数日 長閑な秋日和が続く秋神
10月の連休が過ぎたくらいからは 平日は比較的のんびり営業
平日ですからお客様が少ないのは仕方なしですが
もったいないくらいの良日です
今の季節は本格的な寒さがやってくる前でもあるので
このような日がとっても貴重
のんびりポカンとしたいところですが
寒くなる時にやりたくないのでせっせと仕事していきます
今日はイワナの採卵に向けて 生け簀の魚たちの選別作業
イワナの雄と雌 ニジマスとアマゴを一尾一尾選別していく作業なので
今日みたいに優しい天気に当たると本当に助かります
今日の状態では数匹卵が出できそうなものもいて
例年より一週間くらい早い採卵になりそうです
紅葉も先週くらいからスイッチが入り始め
キャンプサイトの大楓が見頃になってきました
これは昨日の午前中の写真
くるみの紅葉はこの大楓から始まり この後ろの山が徐々に見頃を迎え
その後はこの向側の山並みが紅葉し始めます
落ち葉紅葉まで合わせれば これから一ヶ月くらいは
紅葉狩り気分を味わえそうです
ハイライトを浴びた青空の紅葉はそれは見事ですが
日暮れ間近の数分間 マジックアワーに滲む風景は
空気全体がフィルターで覆われたようになり言われぬ景色を見せてくれます
火起こしのむせた匂いを嗅ぎながら
秋神川のせせらぎをBGMにお楽しみあれ
温かい格好をお忘れなく。。。
2023年10月16日
紅葉はじまる

晴れ 気温18℃(11時)
だいぶ朝晩が冷え込むようになってきた秋神
陽がさす日中は15℃から20℃ 夜は5℃から10℃といったところ
紅葉のスイッチというのは一般的には朝晩の気温差とか
最低気温が〇〇℃以下になったらとか
諸説ありますが、毎年毎日目の前の森を見ていても
なかなか決まった傾向というのを見つけるのは難しい
今年は先週の体育の日の連休あたりから
そのスイッチが入ったように思います
昔と比べると一ヶ月ほど遅いの・・・という印象でしたが
実際に過去のブログを遡ってみると 言うほど期間に差は無いようです
スタートは概ね10月初旬から中旬 ピークは10月下旬から11月上旬
落ち葉紅葉は11月中下旬 という感じです
ただ、昔はぱっと紅くなり2-3週間で散っていましたが
最近は少しメリハリに欠けるというか
ゆっくり始まりゆっくり終わる・・・という印象。。。
これも温暖化の影響なのでしょう。。
キノコ達も徐々に目につくようになりました
今年はもっぱら不作というニュースが各地出ていますし
地元高山も店頭にほとんど出ていません
期待薄ですが、そのような年にすごいキノコを見つける!
なんてこともありえますので 常に前向きに考えております
それに今日のような日に山に入って
森と一体になるのは 貴重な時間でもあります
ひと雨ありましたし、そろそろいいかもしれません
今年こそ松茸! もう遅いかな・・・
では本しめじがたくさん見つかりますように!
森の住人達に食べられる前に。。。


2023年09月19日
季節外れのクワガタ達と雨のこと【大ミヤマとアカアシ】

晴れ 22℃(10時)
9月の連休も終わり 静けさが戻りつつある秋神
相変わらず雨日らしい雨がなく
かれこれそのような日が2ヶ月くらい続いています
山の滲み水というものは本当にすごいもので
このような状況であっても、湧き水は細くはなれど滔々と流れ
秋神川も渇水ではあれ一見の方には気づかない程度に流れています
雨は草木だけではなく
山の動物や虫達にも密接な関係にあるもの
わずかに降った雨の翌日に 季節外れのクワガタやホタルを
見つけることが多かったのは何か関係があるのかも
写真の大きいミヤマクワガタは2週間ほど前
アカアシは一昨日のやっぱり雨のときに出てきました
ホタルも例年なら遅くても8月上旬くらいで最後なのですが
今年はパラッとふった夜の翌晩に8月末まで見ることがありました

雨が彼らの生態にどのように密接しているかはわかりませんが、
「その時」にしかできないチャンスや儀式、習慣といったものが
きっとあるのだと思います
くるみから500メートルほど川下にアメダス観測所「宮之前」があります
そちらの降水量データを昨年と見比べると
昨年の8月が350ミリに対して今年はその3割足らずの100ミリ
幸い今年は梅雨らしくしっかり降り、6-7月で600ミリ、
昨年は400ミリでしたので、湧き水や秋神川が極端に渇水していないのは
やはり山の保水貯金によるものと言えそうです
全国には大雨のニュースが今年も多かったように思いますので
渇水のニュースはあまりフォーカスされていませんが
飛騨地方以北から新潟北陸方面にかけて、この2ヶ月ほど雨がない状況
米どころ新潟付近の出来具合が深刻にならなければ良いですが。。
虫や動植物ほどに 雨の秩序がもたらす影響が直接的とは言えませんが
自然深くで生活していると
いつも起こる自然現象が置こらないと生理的に不安になることはあります
人それぞれの「普通」という無味無臭の中に含まれる
生活や心の一部として 空気のように
気づかぬうちに同化してしまっているもの
それは欠けてみて はじめて意識するものも多いもの
自然は時々そういうものを風景として示してくれます
アカアシはキノコの原木の上のそっと乗せると
写真を撮る間もなく木陰に消えていきました

2023年08月29日
夏の終わりの闇の夜は

深夜0時 気温18.4℃
賑やかだったお盆シーズンも終わり
20日過ぎからはお盆にお仕事をされていた方を主にして
秋神に夏の終わりを求めて 様々な方が訪れます
月は十一夜か十二夜か
いつのまにかに丸みを帯びて 夜空を白く照らします
ほとんど雨が降っていない秋神に 日暮れにお湿り程度に雨が落ち
乾いた草木は吐息を吐くように辺りを霞みが沈んでいます
深夜 月が西の山に落ちた頃を見計らい 星の様子を伺うと
やはり天空と私との間にはまだ靄があるようで
星は一等や二等くらいのものが見えるくらい
天の川銀河や流れ星という訳ではないようです
ほんの数日前までランタンの灯りで賑わっていたキャンプサイト
今晩は幕を下ろしたように静かなり
漆黒のようなの夜に鈴虫の鳴き声が木霊しています
川沿いの闇の奥に ぼんやりとサイトが灯っています
お母さんもお子さんもも眠りついたであろうテントの脇で
お父さんがひとり焚き火を揺らしています
日照りは続いていても 朝晩の気配はこの数日ですっかり涼しくなりました
風通しに少し開けていた窓に手を触れると 指先に冷たい外気が触ってきます
もう締めて寝ないと風邪を引きそうです
あと数日で満月
そして次の新月の頃に秋神は一足早い秋が始まりを迎えます

2023年08月02日
14日目の月

御嶽山を臨む谷筋から宵出た 昨晩の月は見事でした
あまりに明るく 月の奥にある御嶽山の頂上が見えるほど
iphoneの露出を目一杯絞って撮りました
それほどに明るい月でした
絞ったおかげでキャンプサイトは真っ暗に写っていますが
実際は月の明かりでほのかに明るいのです
ちょうど月が出る前に 2週間ぶりの夕雨があり
澄んで大きく見えるのも そのおかげかも知れません
都会にいるころ見上げていた月は 街頭やネオンに巻かれ
自分の生活や人生には関係のない
随分よそよそしく遠い存在に感じていたものですが
秋神にきてから見る月は 静かで大きく
自分の生活リズムにしっかりと刻まれた存在となっています
その明かりで 山中を歩けることや
明るさ故に星が見えなくなってしまうこと
月の反射で水辺に虫が集まり
そこにたくさんの蜘蛛の巣ができること
そして新月に近づく夜の暗さは
星空を一層に輝かせて楽しませてくれます
14夜の月は待ち宵月とも言います
明日の満月を楽しみに待つ気持ち・・・というのが一般的な意味
私達の生活からすっかり遠くなった月の存在
電車や車がなかった時代に 待ち人に少しでも早く逢いたいなら
その競る気持ちを胸に満月の明かりの中を夜通しした人もいたはず
待宵月
明日はあなたと逢える・・・
そんな想いがこの月にはあるのかもしれません
2023年07月23日
キャンプだより【夏の空とホタルの光篇】

晴れ 気温25℃(11時)
梅雨も明け 本格的な夏が始まった秋神
この空の写真は7月17日の朝のもの
前日に降った1時間60ミリという凄まじいほどの夕立が
空気まで押し流してしまったような
空の向こうには 本当に宇宙があるんだなと
思いたくなる まさに突き抜けた青空を見せてくれました
こちらのかわいいかわいいお兄ちゃんとおねえさまは
富山からお越しの中西さんご家族
朝の団欒は子供にもあるのですよね
どうぞごゆっくり・・・

こちらは県内からお越しの岩田さん
女性お二人ですが、結構大きなテントです
ずーっとテントの中にいらっしゃるのかと思っていましたが
渓流側はオープンだったのですねー
そりゃそーか笑
装備も立派ですが朝食も丁寧に野菜サンドを仕込み中
こちらも立派です

今から8月上旬ごろまでですが
わずかにヘイケボタル(多分)が観測できます
ゲンジボタルほど長く大きくは光らないのですが
つつましく小さくささやくように光ります
闇の中で舞い飛び明滅する 神秘的な風景に
光の大小はあまり関係がないように思います
ホタルが光る意味には諸説ありますが
成虫はパートナー見つける求愛活動だとか・・・
ホタルは夏に生まれ 幼虫として1年を水中で過ごし
翌年の夏 成虫としておよそ10日間ほど夜空を舞い寿命を迎えます
その間に 求愛と交尾、産卵までを終え命を繋いでいきます
雨 風 月明かり
果たして10回でさえ まともにチャンスはあるでしょうか
そんな彼らのハイライトを拝見する人間側のマナーとしては
ライト持参は野暮というものでございます
そっとそっとやさしく見守ってあげてくださいね
2023年06月19日
梅雨の晴れ間は最も

快晴 気温20℃(11時)
朝からすかっと晴れてヒグラシと春蝉がこだまする秋神
昨日は昼に25℃を超え 涼しい秋神としては
真夏のような天候となりました
このくらいの気温になると木陰が恋しく
谷水に手を入れても冷たさよりも気持ち良さを感じます
今年の入梅は久方ぶりに梅雨らしい
春雨にけぶるような天候が続いていたので
この数日の晴れ間は葉を伸ばしたい草木たちにとっては
絶好の光合成日和でしょう
伸ばせるもは伸びきってしまったくらいに
あたりの山々はこんもり茂り合っています
ここ5-6年の梅雨は空梅雨と大雨という印象で
晴れ日が多いに越したことはないのですが
やはり長い目で考えれば今年のような春雨が続くというのが
昔のいつものようで 少しほっとしたりもしています
下の写真は春日井からお越しの菅原さんご夫婦
鶏ちゃんの残りでチャーハン
いやーうまそー
梅雨の晴れ間は一年で最も緑が美しい季節
ヒグラシとせせらぎの楽の音
抜けきった青空と新緑の山々
真夏の謳歌した万緑とはまた一味違う
生まれたてのものだけが放つ清涼感
本当の本当は言葉では伝わらない・・
ぜひ体感して味わってください。。。


2023年05月27日
今日の秋神川【桐の花】

晴れ 気温20℃(11時)
絶好の行楽日和となった今日の秋神
空、風、山々の景色、せせらぎの奥に響く春蝉の声
どれをとっても申し分のない五月の晴天
ひと雨ごとに山は太り その景色はめくり絵の如く変化しています
川の水は清廉で、まだ冷ややか
大人も子供も川水でじゃぶじゃぶというほどではないようです
それでも午後からは小川でイワナのつかみ取りを
希望される方もいらっしゃいました
季節は大方の植物たちは花を終えて葉を大きく伸ばし始めています
今はシャクナゲと桐の花が満開を終えようとしています
くるみの周辺にはなぜか桐の木が多く
大きいものはすでに10メートルほどにもなっているものあります
この写真にある桐の木は県道沿いの駐車場の角に根付いたもの
桐は縁起もよいので、切らずにほっとおいたら10年でこの高さに
数年に一度、電力会社が変圧器に掛かりそうということで
枝の上を伐採に訪れます
「桐」という植物に知識も縁もありませんが
夏には子供なら傘にもなりそうな異様なほど大きい葉を伸ばし
秋にはきな粉のような色合いにまさに吹いたような表皮の種をつけ
その身なりは鹿の角にぶら下がったような鈴なりの妙な種実
春には雪解けに咲くかよわいチオノドクサのような淡紫の花を
大樹の中に咲かせます
なにか他の植物に見かける生態を趣と異にする
不思議に惹きつけるものを感じます
その花も満開を終え 潤いのままパタパタと落ち始めています
先日 地面に散らばった花を見てふと思いました
桐といえばタンス・・・そして防虫効果のある独特のあの香り
しかし花弁の役割は甘い香りで羽虫を誘い受粉させるが仕事
となれば 花はあの匂いではなく甘い香りなのだろう・・・
そんな他愛のないことが浮かび
きれいに落ちたその香りを手に取り嗅いでみたくなりました
モクレンほど芳醇とは言わずとも・・・
・・・なるほど・・・
これは嗅いだことのあるようなないような・・・
思い起こそうと何度か鼻につけて嗅いでみる
結局その日は分からず それから地面に落ちた花を嗅ぐこと数日
数日後 雨日となり濡れそぼれた花を手に取ってみた
あっ わかった・・・
これは線香の香り・・・?
線香の香りの中にわずかな花の甘い芳香
たまたま先日 伽羅の香の線香を嗅ぐ機会があったが
少し近い気がします
こうして数度となく嗅いでいると悪い香りではない・・・が
この香りで羽虫がよってくるものだろうか・・・
甘い花の香りとは異なる これまた言葉では言い尽くせぬ
神秘的な香りでした。。。



2023年05月04日
キャンプだより【GW篇】

晴れ 20℃(12時)
今朝は1℃とまだまだ涼しい秋神
昼から気温が上がり、13時現在21℃
20℃の気温差はまさに春の秋神の気候です
上のかわいいサクラは釣り堀の脇に咲く富士桜
今年は全国的に早い開花でしたが、こちらも1週間前の写真
今は葉桜となりつつあります
昨日からGWも後半戦
ここくるみもたくさんの方で賑わっています

こちらは蟹江からお越しの鈴木さんカップル
コーヒー用のドリップスケールを見て コーヒー好きとお見受け
コーヒー談義に盛り上がりました
下の写真は西尾からお越しの山本さんカップル
ホットサンド片手の景色がすごくお似合いですね

ここくるみはとても水に恵まれていて
眼の前は清流秋神川 敷地内を流れる小川は梅花藻が育つ清水
入口付近には微炭酸の湧き水が出ています
そんな水で育ったお魚たちはそれはもう美味でございます
ここでは釣り堀かつかみ取りで楽しむことができますのでご賞味あれ
釣ったり捕まえた魚は こだわりの長い竹串でこれまたこだわりの塩を
ささっとふりかけご提供しています
写真はニジマスとイワナ あとアマゴもいます
焼きは各自となりますのでご容赦願います♪
