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2014年09月17日
蚕当番

今日は朝日のNPO活動のひとつ、「蚕当番」に行ってきました。
いろいろ作業をしながら、佐合君(朝日の観光協会職員)に聞いていると、
秋神(朝日地区)は蚕の生産地としても有名だったそうで、
何でも秋神方式(朝日方式だったかな?)なる蚕の管理方法があるそうです。
今日は、何の作業だったかと申しますと、
蚕くん達の餌となるクワの葉の交換でございます。

皆さんも、NHKとかの番組で聞いたことがないですか?
蚕がクワの葉を食べる音が、雨の音そっくりにザーザーと聴こえる、という話。
まだ、成長過程なので、さほどでもありませんが、耳を澄ますと聴こえてきます。。
私には、炭酸の泡がコップの中で弾ける音のように聴こえました。
クワの葉の食べかすを丁寧に取ってあげて、新しい葉を被せていきます。

餌となるクワの葉は少しでも雨で濡れていると、すぐに病気になってしまうし、
乾きすぎていても食べてくれないそうです。
クワの葉以外は食べない蚕の糞は「蚕沙」と呼ばれ、
漢方や抹茶など貴重な天然着色料として使われてるとの事。

あと一度、脱皮をすると、次の繭作りの準備。
蚕たちは繭をはる、つまり蛹になりたいと思うと、
兎に角、上へ上へと昇って行くことから、天の虫・・「蚕」だそうです。
面白い!
Posted by くるみ温泉&キャンプ at 12:45│Comments(0)
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