2014年10月02日
釣行日誌【よく釣れた!】

9月29日午後4時
釣れるのもあと2日となってしまいました。。。
満を持して。。。
そんな思いで準備をしていると、あっという間に夕方になってしまいます。
このあたり、結構私の愚図な所。。。
今日は快晴、微風、暑いくらい。
こんな日の9月は釣れない経験が多いです。
今日は平日。入渓して、高い石に経って上下に目を凝らします。
だーれもいない事を確認したら、居心地の良さそうな石を見つけてドッコラショ。
川が陰で埋まるまで、川石に腰掛けてしばし一服。
気持ちが緩む、このひと時は至福のひと時
川は私のものになり、私の心は川に解けていきます。
しかし暖かいなー、石もヌクヌク。岩盤浴ってこんな感じなのかな?
不用意に汗をかくと、羽虫が寄ってくるので、足先を水につけて涼みます。

一服を終えたころ、右岸にも陰が入って来ました。
竿を振る前に、おまじないも兼ねて、タモを水に濡らします。
いつから始めたか分かりませんが、釣れない時は
大概タモが乾いている事が多かったからだと思います。
歩き始めて、10投もしない内にヒット(写真左側)しました。
サイズはさほどでもないですが、いいお腹の色です!
そしてまず目についたのが、ヒレに光る鮮明な白いライン。
岩魚の養殖をしていても、健康状態を見るのに目安にしています。
こいつはコーヒーミルクを垂らしたみたいに境目がくっきりしていて、
健康状態も良さそうです!

5時くらいから、パシャ・・・ポチャ・・・ライズの音が聴こえてきました。
このヒレピンは3尾目かな?
自然に磨かれたシルエットは、無意識に目を奪われてしまいます。
川が広がりくるぶしほどの浅瀬を歩いていると、魚達の姿が見えます。
今日はどうも食べる気満々みたい。
20センチほどの浅瀬で良い型のものが2尾釣れました。

この時、写真にこそ収められませんでしたが、面白い捕食シーンがありました。
気づいたのはすごい音の水しぶき!
パサッとか、ポッチャンなんて言う感じではなく、「バシャーン!」
思わず振り返ると、水面が歪んで何かが動いています。
場所は瀞場の浅瀬。
そいつは水深が自分の体高より浅いところで、お腹を引きずりながら
獰猛に餌を追いかけています。
背びれが水面に出てしまっていて、
ホントに!まるで映画ジョーズの1シーンみたい。
それにサイズも大きいんです!
息をこらして10分ほど観察していると、そいつはその浅瀬と
2-3メートル下の落差5センチくらいの僅かな落ち込み下とを
行ったり来たりしています。
もちろん、何度かフライを流しましたが、条件が私には酷しすぎました。
周囲は桜の枝が何本も水面50センチ位まで垂れていて、
外からは5-6メートル。
横振りでギリギリ届く距離なのですが、致命的だったのが、ポイント手前の小石。
これ以上ない絶妙の場所に、高さ1-2センチの小石が水面から顔を出していて
あと30センチ・・・というところでドラッグが掛かってしまいます。
しかし、面白いものを見せてもらいました。
気がつけばもう5時半。
さぁ数はいいから大きさだ!と釣る気満々で歩きはじめた矢先、
民家の方から「パン、パパーン」と爆竹の音!
アレ?もしや熊さん? サル? 猪?
気になり始めたら、気もそぞろ。
竿先からビビリのオーラが餌にも伝わって、
あんなにいた魚達はうんともすんとも
結局、全然釣れなくなって、
10分もしない内にそそくさと竿を畳んでしまいました。
ところで実はこの日、ヒットの瞬間を動画で撮影することができました。
まぐれとは言え、面白い映像でした。
次回ご紹介したいとおもいます!
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