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2022年05月20日

サギとカラスとイワナとくるみ

サギとカラスとイワナとくるみ
日没間ぎわのこと
事務所に戻って一服しているとカラスの声

クワツ クワツ カカカカアーー
鳴き声の調子が穏やかでない様子

外に出ると、キャンプ場沿いの秋神川を
サギを追い立てるように乱舞していました

どうやら生け簀のイワナを狙ってきたサギを
ここは俺たちの縄張りだ!と追い払っていたらしい

実はここ数年、サギによるイワナ被害に苦慮していました
彼らのたちの悪いことは毎日来ては 一度に何匹も食べてしまうこと
一尾二尾ならかわいいものの そうも食べられては商売にも響くありさま

早朝と日没間際が狙われ時。
未明や毎夕にずっと見張るわけにもいかず かと言って
網を張ったりフローターを敷き詰めては釣堀の用意も大変。。。
・・・半ば被害を容認していたのでした

カラスは番い(つがい)で毎年春から初夏にかけてくるみに訪れます
不思議とその時期だけで以降はあまり見かけなくなります

数の方も秋神は冬が氷点下10℃以下になるからなのか
増えることはなく、見かけるのは毎年二羽のみ

そのカラス夫妻が今年3月ごろ、
キャンプ場のカラマツの一番高いところに巣を構えました

夫婦の狙いもやはり生け簀のイワナ
今年は思い切って行きつけのレストラン前に居を構えたわけだ
(写真真中のイワナ小屋の奥に見えるカラマツの最上部の黒い部分が巣)
サギとカラスとイワナとくるみ
早朝から鳴くことがよくあり 起こされることも茶飯事
頭がいい彼らは生け簀の脇に待って気配を消し
イワナがのんびり浮上して泳いでいるところを狙います

お陰でイワナの背中に噛まれた後があるイワナも数尾
キャンプ場のお客様の残飯を横取りすることもあったり。。。

とはいえ、サギと違い食べられても知れている量
それに彼らとは数年の仲
秋神の自然の恩恵を受けている者同士

そんな風でカラス夫婦のイワナ被害もまぁまぁと認していたのでした
サギとカラスとイワナとくるみ
そんな矢先の今回の件
朝早くから鳴いていたのは 君たちがイワナ目当てのサギを
追い払っていたかもしれないですね

もしそういうことなら
私は何をしたわけではないけれど
目くじら立てて策をとる事も無しに
イワナの被害を最小限に済ませることができた、という事

カラスもイワナもくるみも そして私もめでたしめでたし
というお話でした。。。

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タグ :カラスサギ
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