イワナの孵化始まる
くもり 気温3℃(10時)
連日雪知らずの秋神
ここはそれでも一面雪には変わりありませんが
高山市街にいますと、雪国であることを忘れてしまうほど
とはいえ、一歩森に入れば長靴の中に雪が入るほどの積雪であります
時々冬にあるのですが、今朝はアニメキャラクターの撮影を
したいということで 今も雪の森の中で写真を撮っています
11月に採卵を行った
イワナの卵
無事に孵化が始まりました。
どうかなぁー 孵化率七割くらいでしょう
素人上がりで始めたにしてはまぁまぁです
大きな臍嚢(さいのう)を抱えて孵化した子どもたちは
これから一ヶ月ほどは、臍嚢を栄養に魚の形への成長していきます
今はまだ臍嚢袋が重いですから横泳ぎ
少しずつ少しずつ袋が小さくなっていくとちゃんと泳ぎ始めます
横に並んで仲良くしているのもあと一ヶ月
餌付けが始まればこんな小さくても縄張り意識が芽生え
みんなライバルになっていきます
イワナの卵の世話は一番寒い季節に重なります
特に小屋は暖房も利かないので、氷点下10℃以下になると、
窓ガラスについた僅かな水分が結露となり文様が出来てきます。
どうしてこんな綺麗になるのか本当に不思議
自然の造形を美しいと思うのは
人の本質なのでしょうがそれにしても見事なものです
じっくり鑑賞していられる気温でないのが残念です笑
この子達が成魚になって、子供たちの相手をしてくれるのは再来年の初夏
一尾でも多く大人になってほしいものです。。