採精~受精
勇ましい顔つき
黒光りして「大和イワナ」の特徴を色濃く継いでいる貴重な雄です
できるだけこの血筋を継いでいきたいので、
より特徴が出ている雄を優先して採精していきます
採精の時に水が混ざってしまうと、精子が長生きできないので、
とにかく体の水を綺麗に拭き上げます。(視線がコワイ)
いざ採精!受精までのタイムリミットは30分
実際には4-5尾をまとめて採るのですが、
麻酔は掛けていないので暴れるし、
不純物(糞や尿、水など)を覗きながらの作業は結構焦ります。
何尾かまとめた精子を時間内に卵と混ぜれば無事受精完了
水に触れると卵はゴムまりのように堅くなり受精は終了します。
まだ水カビの課題は残っていますが、
後は孵化層で発眼する累積水温250℃(1日の平均水温×日数)まで待つことになります。