寿命間際の大アマゴ

くるみ温泉&キャンプ

2017年11月04日 11:38


ここはくるみ温泉の小川の橋の下

小川で配線作業をしている途中、私が縁からドボンと小川に入ると
魚のチラつく気配がして、つがいのアマゴを見つけました。

今はアマゴの産卵の季節なのです。

普通は人の気配を感じれば、岩陰にスッと隠れてしまうのですが、
このつがいは私が足元にいてじっと留っています。

繭カビに覆われ始めている大アマゴがメス、35センチくらいありそう・・
その左下で、まだ1年魚でしょうか、、、
背中を黒くした小さい雄が並走しています。

もしかしたらここが橋影なので、産卵場所にしたのかもしれません。
産んだ後なのか、生む前なのかわかりませんが、
メスはまだ少しお腹が大きいようにも見えますから。。。

先日の台風の大水で、このアマゴとは別に、
流れに負けてしまったアマゴが何匹も死んでいました。

みんな無事に、命を繋いでいるといいのですが。

しばらく様子を見ていましたが、
生き絶え絶えの大アマゴの方は、既に流れに留まるのも辛そうで、
数分毎に流れの緩い岩陰に休めています

作業を終えた日暮れ時、産卵場所を見にくと既に大アマゴの姿はなく
ポツンと雄だけが産卵場所を守っていました。

キャンプ場の大楓も落葉してきました

アマゴの産卵期が過ぎるとイワナの産卵期もまもなく
そろそろ養殖のイワナ達の採卵準備を始める季節です。

関連記事
キャンプだより【GW篇】
イワナの孵化始まる
イワナの発眼【9年目】
イワナの採卵【9年目】
今日の秋神川【台風の前】
寿命間際の大アマゴ
今日の秋神川【岩魚の寿命】
Share to Facebook To tweet