雨 気温22℃ 水温16℃(11時)
空梅雨で、渇水状態が続いていた秋神に雨がやってきました。
今日は目一杯降りそうです。
今年は大雨と渇水の傾向が色濃い日本列島ですが、
秋神のこの南飛騨地方は全然降らない方でしたからが、
昨晩からの雨は、森や畑にとっては恵みの雨となっています。
羽虫も一斉に孵化して、それを獲物にしたい蜘蛛達が、
アチラコチラと忙しそうに、一斉に巣を構え始めまています。
今時の気象は、雨となると、極端なので無責任なことは言えないですが、
ここに至っては、山はカラカラに乾いていますので、100mm降っても、
まだ貯め足りないという風なほど山は水を求めています。
恵みの雨を素直に喜びたいところですが、ここはキャンプ場。
そしてこれから夏休みシーズン。。
今日もキャンプを楽しみされている方のチェックインが始まっています。
雨は必要・・・だけど、キャンプに雨は・・・。。
皆さんをお迎えする立場なので、雨の時は、
自然の事とはいえ、肩身が狭いのが本音。。。
キャンプを楽しみに来られる方の多くは、年に一回、2回の自然を
満喫しに来られる方が多いので、
川遊びも、星空も、ホタルもクワガタも・・・雨ではなぁー、、、
「なんでも濡れて、鬱陶しい・・」
「あー、帰ってからテント干すと思うと憂鬱だわー」
「タープにあたる雨音で、話しも遠いなぁ」
それが本音、私もですが大人はつい、
やりたかった事を型にはめて、それができない事の落胆と、
合理的にメニューをこなせない事に気を揉んでしまいがちです。
しかし、子供たちは存外に呑気なもので、
雨などお構いように、キャピキャピ水溜りで遊んだり、
雨水をあてに現れた蝶々やバッタをカッパ来ながら追いかけています。
子供たちは、雨のタープの中にいて、何を考えているのでしょう。。
以前、体験キャンプで、初めてキャンプに来たご家族のこと、
結局終日大雨で、チェックアウトを迎えて、
私も、初キャンプなのに残念だったねーと言うばかり。
しかし、お母さんが言うには、
テントに当たる激しい雨音の中で過ごした夜の事が
子供達には、感慨深かったようで、
「お家は凄いんだねー!」と楽しそうにずっと話していたそうです。
子供の目線は大人とは少し違う事に感心してしまいました。
まぁ、日本は3日に一回は雨ですからね。。
怪我や風邪を引かない程度であれば、
雨にあたるキャンプもまたキャンプ。
大人は、ある意味、何もしなくていい免罪符をもらったようなもの。
お酒もたくさん飲めますし・・・ただただ、ひたすらぼぉーー・・・。
それはそれさと、おおらかな気持ちでやりたいものです。。