晩秋白谷
夕方、秋神川の支流白谷に行ってきました。
禁漁から早2年
この谷に用事があるのは地元の森林組合くらい。
トチ、カエデ、ナラコナラ、ヤマモミジ、クリ、クヌギ・・・
地面という地面は落ち葉で埋まって、雨上がりの苔の緑がよく映えます
4キロほど奥の堰堤は、ここ数日の雨で
結構な水量を音を立てて落としていました。
近くに行くと水飛沫が風に乗ってさすがに寒い。
紅葉終わりの谷は、殺風景なだけかと思いましたが、
既に山陰に落ちてしまった空の明かりを濡れ葉が拾って、
中々、これもまた味わいのある風景なのでした。
この方は秋神を最初に教えていただいた釣りの師匠Sさん
このお隣りにはそのまた師匠のY田川さんもご一緒。。。
あんまりのんびりしていると、日暮れも間近。。
まだ4時過ぎですが、月が明るくなってきました。
出合いの大堰堤は、先月の干上がった状態から
満々の水を湛えて、綺麗な水鏡の風景。
この湖面で魚を見かける事は少ないのですが、
今日は珍しくアマゴらしくライズの波紋が時折り湖面を揺らします。
こんな時、ボートを滑らしライズを追いかけたら
さぞ気持ちいいでしょう。。。ね。
ライズの波紋に酔っていると、直に暗くなってきました。
谷で日没はどんなに慣れていてもごめんです。
さぁ日没前に谷を出るとしましょう。
空は薄い夕焼け。。。雲が渡り鳥に見えるのは私だけ。。
明日は好天になりそうです。